[コメント] ボヘミアン・ラプソディ(2018/英=米)
あの頃「ホットスペース」でクイーンを見限った者たちよ、懺悔のつもりで劇場へ足を運べ。そして涙せよ。この映画はクイーンを知る者が作っている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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(ものすごい長文のレビューになったんだけど全部削除)
「ライブエイドの完全再現」。これが圧巻。もう圧巻以外の言葉が思いつかない。当時インターネットも存在せず衛星中継以外のインフラが存在しなかった時代、ときどき(というか終始)乱れるテレビ映像の向こうにいたクイーンが、平成最後の秋スクリーンに現れる。
グランドピアノの上に並ぶ紙コップの数や位置にいたるまで完全に再現されたステージで歌うのはフレディ!フレディだ!僕は「はまとぅふぉぉぉぉぉ!じゃかじゃーじゃっ!♪」で涙腺崩壊。
劇場にいたのはみな年齢層40代後半以上の男女。たぶん私たち武道館か西武球場ですれ違ってますね。MUSICLIFEの切り抜きを下敷きに入れてたでしょ奥さん。
なおエグゼクティブプロデューサーの欄にジョン・ディーコンの名前だけクレジットされてないあたり、彼の奥ゆかしさと頑固さがしのばれて色々と趣深いのでその辺も注目しながら当時のフォントで記述されるスタッフロールも楽しみましょう。
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