コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] アース(2007/独=英)

どうやって撮影したのだろう? 不思議でたまらない。撮影するという行為に対する影響が感じられない、そのままの自然や動物の姿を観ることができたように思う。畳み掛けるように語られたエンディングには素直に深く共感した。
ムク

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







雪の中からひょこっと顔を出す愛らしい白熊のこども。水を求めて長い長い距離を旅する稚い小象。深い親子の情を感じさせる鯨の親子。

水の中をおっかなびっくり渡る猿たち。小さな翼で落ちるように飛ぶ可愛らしいひな鳥。

北極から赤道まで、そして南極へ。厳しい自然の美しさ、緑や花の恵みを堪能していた。ただ、確かに綺麗な映像、興味深い生態、動物たちの持つおもしろさを十分に感じながらも、どこかで割と普通の映画だとも思っていた。それは明らかな間違いだったけれど……。

散々映像を堪能した後で淡々と語られた事実、温暖化が進むとどうなるか。に打ちのめされた。温暖化がこのまま進めば2030年には白熊が絶滅してしまう。水の安定供給が難しくなる、それは象の死にもきっと繋がる。鯨の食べるものだってなくなってしまう。 なんてことだと思った。

5歳のわが子を膝に乗せての鑑賞だったが、思わず子どもをぎゅっと抱きしめた。今まで散々温暖化が進むとどうなるかということを聞いていたにも関わらず、初めて心から恐ろしいことだと思った。映像の力は凄い。そしてそれを伝えようとした人達は本当に凄い。なんてことだろう。

この映画の美しい地球の姿が、我が子が大きくなった後も変わらぬ姿であるように、出来ることは何でもしなくてはと思った。

もう冬が寒くても絶対に文句なんて言わない。食べて飲むことが当たり前にできることがどんなに幸せなことなのかもきっと忘れない

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)IN4MATION[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。