そんな事より現役卓球部員よ、ちょっと聞いてくれよ。

こないだ、鼻くそほじくりながらプレステ２で『ピンポン』観てたんです。『ピンポン』を。

そしたら何か窪塚クンが気恥ずかしいセリフを吐いてて、焦ったんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。

で、よく観たらなんか窪塚菌が、夏木マリに伝染して「千と千尋」の湯婆婆で夏木マリがセリフ言ってるんです。

お前らな、演出が下手糞でピン球をＣＧで作っただけの映画に絶賛してんじゃねーよ、ボケが。

スーパーカーだよ、スーパーカー。

なんか役者や監督を手放しで褒め称えてる人いるし。ストーリーを支えたBGMは無視か。おめでてーな。

よーし漏れも窪塚タンやARATAタン、クドカンを絶賛するぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。

お前らな、今から「ピンポン」を説明するからよく聞けと。

ピンポンてのはな、もっと寡黙に殺伐としてるべきなんだよ。

試合のあと体育館裏で決闘が始まってもおかしくない、

殺るか殺られるか、そんな時代錯誤な雰囲気がいいんじゃねーか。ピン球をＣＧで済ました生ぬるい映画は、すっこんでろ。

で、決勝戦、スマイルが勝つと思ったらペコが写真の中でＶサインとかしてるんです。

そこでまたぶち切れですよ。

あのな、時間の流れ計算してないから終始ストーリーを強引に運びすぎなんだよ。ボケが。

得意げな顔して何が、ペコが卓球日本代表で一件落着、だ。

この映画は内容が良くて大ヒットしたのかと問いたい。問いつめたい。小一時間問い詰めたい。

お前ら、窪塚タンを筆頭とした役者とクドカンだけを見て頭を垂れただけちゃうんかと。

そんな中身無き絶賛渦巻く雰囲気の中ですることと言えば、現実逃避に「妄想」。

でだ、卓球映画はやっぱ映画マニアかつピンポン通の漏れから言わせてもらえば今、漏れの中での妄想最新流行はやっぱり、

「ヒロインは愛ちゃん」、これだね。

リアルに卓球が上手い愛ちゃん。これが通の抱いてる夢。

若い印象があるが、第二次性徴を迎えビジュアル的にＯＫで何かとテレビ慣れしていて問題なし。そん代わり面倒。この子。

すぐ泣く。女優の素質ありすぎる愛ちゃん、これ最強。

しかしこの妄想をすると次からエスカレートしてしまう危険も伴う、諸刃の剣。

マナちゃんカナちゃんのダブルス、えなり兄弟のダブルスetc...

アイドルヲタの童貞素人にはお薦め出来ない。

まあお前らド素人は、『ピンポン』を手放しに絶賛してなさいってこった。

で、せっかくだから絶賛の仕方指南してやる。

まず窪塚クンのモノマネを体得してから学校、職場、飲み屋で大暴れ。これ最強。

ワンランク上を目指すなら、ライフカードのCMネタや「だせぇーーー！」と、窪塚オリキを喜ばすことを忘れず大暴れ。

気になって見てしまい、窪塚クンに惹かれまくり間違いなし。

おっと、絶賛の指南になってねーな。スマン許せ。

つまり『ピンポン』絶賛の指南なんて至難ってこった（ｗ

内容を絶賛するの、諦めれ。

2003/3/10