[コメント] イングリッシュ・ペイシェント(1996/米)
正攻法の強さと美しさ
堂々たる人間ドラマ。語られるべき部分を出来るかぎりしっかりと語る、という基本を押さえることで、オスカー受賞も頷ける傑作にしてしまった。ゆっくりと醸造され凝縮された物語が昇華する終戦当日の転開が見事。役者では、久々に登場のJ.ビノシュと、めずらしく終始良い人のW.デフォーが良い。砂漠の美しさが心に残る。
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