[コメント] セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ(2000/米)
すばらしい!!自虐的であり、常軌を逸しているが、人々に少なからず存在する萌芽を秀逸に表現したあたりは、さすがジョン・ウォーターズと言うところである。
これを観ているときに、ちょうどイスラム原理主義者のビン・ラディンが世間を騒がしていたのだが、状況はまったく違うのだが、私の目にはこの映画の主人公と重なって見えた。マイノリティであり、ビン・ラディンはイスラム教の根本を、この映画では映画に対しての熱き情熱を求めている。しかし、それはマジョリティから見れば常軌を逸した思想であるが、その内部から見れば真実この上ないことなのだ。まぁ、所詮映画のなかの世界と現実は比べられるものではないと言われればそれまでであるが、心情は少しは理解できよう。
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