[コメント] 真夜中の弥次さん喜多さん(2005/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
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竹内力 演ずる 木村笑之新 のキャラもイマイチ。
板尾創路 好きなのに、板尾のキャラ 浪速ホット もイマイチ。もっとシュールな感じにして欲しかったよ。
ひげのおいらん(松尾スズキ) も別にぜーんぜんウケない。
TVドラマ 『池袋ウエストゲートパーク』 や 『木更津キャッツアイ』 での 森下愛子 のぶっ飛びキャラが大好きだったけれど、本作では生かしきれてないし。
弥次さんのふんどしをゲットするのに夢中になり、喜び組(女子高生)が崖から落ちてみーんな死んじゃったとかも笑えないヨ。
のーびのびーのタマも笑えないって言うか引いたし。
喜多さん(中村七之助) の幼少期の回想、綺麗に化粧をしてもらった後、おっさんに抱かれるシーンとかキツかったし。
源泉にいた巨大な 荒川良々 の姿をした魂?のお初(小池栄子) のケツの下を弥次さん(長瀬智也) が通る時の、おならも笑えないし。。
変にブラックだったり,エグかったり,汚かったり,下品だったり,中途半端だったり…はっちゃかめっちゃか。
でも、
おぎやはぎ はなかなか良かったかな。
古田新太 演ずる清水次郎長のシーンが一番笑えた。
柄本佑 も良かったなー。
錯雑とした展開が繰り広げられる中、私の心境は ”浮かれポンチも大概にしろよ” と、あっけらかんでした。
でも、一番引いた、印象の強いシーンは…、弥次さんと初のもみ合いも終盤の頃。
初が 「私はあんたがいなきゃだめなの!」 みたいな事言いながら泣きついていたトコロで、弥次さんが初を勢いよく蹴り、過って初が自分の胸に包丁を刺してしまったシーン。
”あ、、蹴った…蹴った…ひど〜い。。。。いくら何でもあんなやり方…”って意識がいってしまい、もみ合いも終盤と思われたのに、どうしてあんな展開になったのか、大事な部分は頭から抜けちゃってるんだけど、
その前から、包丁も投げ出され、もみ合いも終盤って私には見えたのに、 弥次さんは必死に包丁に手を伸ばし取ろうとしていたのが気になって仕方なかったし(包丁を取らなきゃ俺がやられるって思ってたんなら、蹴って遠くにやろうとしたりすれば良かったはずだし)
あの弥次さんの蹴って過って・・・・の展開はどうしても引っ掛かって仕方なかったです。
05.05.02@
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