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[コメント] オールド・ルーキー(2002/米)

とてもとても良い話。とてもとても良い映画。メッセージも分かりやすく受け取りやすい。大切なことを教えてくれるはず。 2003年1月7日試写会鑑賞
ねこすけ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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とてもいい映画です。本当にいい映画です。もう、突っ込みたくありません。

だって、ノンフィクションだもん。いい話じゃなきゃ映画化しないわな。

実際、泣くほどの映画ではなかったが、「夢をあきらめない事」のお話。作品のメッセージも、わかりやすく、そして大切なこと。

だからこそいい映画。(劇中での父の「夢を叶える前に男としての〜」という言葉もごもっともだが)

そして、周囲の人があってこその彼が居る。

そんな温かくて、「良い映画」

しつこいようですが、ノンフィクション物のストーリーに突っ込みを入れたりするのは好きではないです。実際いい話で、メッセージもわかりやすく大切な事を教えてくれる。

実際ジム・モリスっていう人の生き様を見て、「凄い」と思った。

だけど言いたい。この人の生き様には直接関係無いところだし、恐らく少々の脚色は有ったはずだ。だが言いたい。

監督!そんな練習じゃ勝てませんって!

監督!チームが急に強くなりすぎです!

監督!地区予選の決勝戦の相手だけ、妙に高校生離れした顔なんですけど!

監督!チームにヒゲ高校生が居ます!

監督!雨の中で投球見せるのはいいけど、明らかに晴れてまっせ!

監督!あなたを尊敬するっていう、あの黒人のまっちょのあんちゃん(3Aで仲良くなった選手)の描写が甘すぎませんか?唐突に「君を尊敬している・・・」なんていわれても説得力ありませんよ!しかも、メジャーに昇格した後彼の存在消えてたように見えたんですけど、かわいそうすぎます。

そして・・・最後に一言・・・

監督!一番いい所で編集ミスですか!?ラストシーンで、試合が終わりインタビューを受けていて、親父を発見して「ちょっと失礼」と言って親父にウィニングボール渡したその後、、、、次は妻とキス。その時背後に居るはずの、報道陣どころか、球団関係者一人も見当たらないんですけど・・・どこに行ったんでしょうか・・・?

ま、まぁ、、、『タイタンズを忘れない』のタイタンズの奴らも高校生にしちゃもの凄いマッチョだったし・・・別にいいか。ミスくらい誰にでもあるだろうし・・・

正直、泣くつもりで観たのだが、泣けなくて残念。だけど、やっぱ彼がマウンドに立つまでの困難、葛藤、努力等を考えると、やはり「いい映画」なんですよね。

けど、ちぃと長すぎないか?

どうでもいいのだが、この映画アメリカで大ヒットしたみたいですね。やっぱ、アメリカ人にとっちゃかなりなじみのある選手なんでしょうね。30代にしてアメリカンドリーム(?)を掴んだ男。

本当にチャンスの国ですね。

日本の野球にはこういう話ないのかなぁ・・・

(評価:★3)

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