[コメント] ニワトリはハダシだ(2003/日)
何をやりたいのか良く分からなかった。スクリーンの内部で催される一大花火も、俺にとっては線香花火にしか見えなかった。 2005年3月24日劇場鑑賞
知的障害者サムを取り巻く大人たちが絡み合って、一大スペクタクルな本作ですが、俺には今ひとつついていけなかった。サムが云々、とかそういうのではなくて、単純に物語に面白味を感じなかった為、退屈でもあった。何か作品全体から、一本の物語としての盛り上がりを感じず、映画は終わった。
一体映画が何を描こうとしたのか、そこが俺にはよく理解できなかった。在日。知的障害者。汚職事件。それらが物語と絡み合っている風にも思えず、キーワードがキーワード以上の機能をして居ない、そんな印象を受けた。
単なるドタバタ劇なのか、権力批判なのか、父と子の絆なのか、知的障害を主として扱った物語なのか。今ひとつはっきりしないまま派手なラストへと物語は続いていく。さっぱりわからん。
景色は綺麗だったけど。
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