[コメント] スパイキッズ2 失われた夢の島(2002/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
時間がなくて仕方なく吹き替え版を見た。その時丁度『バイオ・ハザード』の時間とかぶっていた。
チケット売り場で並んでいると前に高校生が居る。高校生は『バイオ・ハザード』のチケットを買っていく・・。そして自分の番。
(学生証と千円札を出しながら)「『スパイキッズ2』・・・」
そうするとチケット売り場の人はこう聞いてくる。
「『スパイキッズ』?『バイオ・ハザード』?」・・・。そして自分はまた言う「『スパイキッズ』・・・」
そうすると受付の人は笑いながら「吹き替え版だよ?」・・・。自分は「いいです・・・」
前作を見たときも受付の人に「『スパイキッズ』ですか?『スパイゲーム』ではなく『スパイキッズ』ですか?」って聞かれたなぁ・・・。いいじゃん。面白いんだから!
しかも劇場はカップルと親子連れ。。。笑いたくても笑えない。。天才ロドリゲスの映像に笑いたくてもなんか恥かしい・・・。
冒頭のテーマパークから笑って、パーティー会場のエージェントで爆笑・・・しそうになった(^^;
カルメンがタンゴを踊りだした時には、、、もう止められずに(笑)
前作と同じオープニングの始まり方・・・。ギターの音色から、カメラは家の窓から入っていく。そして化粧台(コンピューター)と向き合う・・・・。
あぁ・・・ついに続編が来たよ・・・。
冒頭のテーマパークのあの何重にもなってるサングラスやら、最新型とかいうメカとかでてきて、あのお手玉マシーンでは笑うのも恥かしいほど子供ちっく・・・。
あぁついに・・ついにロバート・ロドリゲスの天才的な子供心というか馬鹿心が・・・ついに・・・。
もうオープニングから興奮しっぱなし・・・・。だったのだが、、島に行った途端なんか違うぞ・・・・。
確かに結局の輪ゴムが役立って「スパイの力量はトゥールで決まる」ってわけだが。。。。
確かに細部の笑いもパワーアップしてて見やすい作品にはなっている。謎なブシェーミも大活躍で、ラストシーンでは思わず泣きそうになり、あの砂浜の肉弾戦は明らかに『M;i-2』へのオマージュとしか見えないように思える(だってプロレスしてんだもん/笑)
しかし、、全然足りない。あの磁石人間たちは笑える。しかし前作のサムサムにも負けてるし、あの謎な体がぐちゃぐちゃに引っ付いてるテレビ番組の出演者たちよりもインパクト低い。
あの動物たちも結構悪趣味なのに可愛げがあっていいのだが・・・。
B級ッ気がない!どこにいったんだ?B級ッ気は?
あの生き物もB級ッ気あるけど、どこか足りない・・・。
それはトゥールだ。スパイの力量を示すという機械。前作では始めに説明しまくってスパイグッズを使いまくるが、今作では結局中盤は島に近づいたことによって機械が使えなくなる・・・。
これじゃぁロドリゲスの遊び心が見切れてないじゃないか・・。ネタ切れか?
いやいや、それでも充分たのしめましたよ。前作には劣ってますけど、やっぱあんた天才だよ。ロドリゲス!
ロド様!・・・4☆☆☆☆ 音楽・・・5☆☆☆☆☆
総合・・・4☆☆☆☆
と、いうわけでおまけの4点。ホントは3.5点。
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