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ガブリエルアン・カットグラさんのコメント: 投票数順

★4世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す(1956/米)「自分ならこうするのに」…SF物を鑑賞する際によくあるジレンマ。それがこの作品には全く無い。ハリーハウゼンの特撮ばかりがとかく話題にされがちだが、内容も丁寧にまとめられたウェルメイド品である。[投票(3)]
★3ゴジラ対メカゴジラ(1974/日)当時、お子様路線下で衰退の一途をたどっていたゴジラの前に突如現れた猛悪…それがメカゴジラ。もし、こいつの投入があと2〜3年早ければ、昭和ゴジラシリーズはもうひと化けくらいはしていたかもしれない。[投票(3)]
★3ロボコップ2(1990/米)もし前作に匹敵する部分があるとするなら、それは前半部分。ロボットとなり生かされるだけの主人公、そして残された家族の苦悩。名作「仮面ライダー」を彷彿とさせる出色の出来なのだが…2号の登場で単なるアクション物と化すのが惜しい。[投票(3)]
★4華麗なるヒコーキ野郎(1975/米)「自由に空を飛べた時代」の終焉。商売、戦争、名誉…そんなものをスポンサーにしなければ飛べない閉ざされた大空。しかしそれでも空には何かがある。冒頭で登場する少年の無邪気な笑顔だけがそれを知っているのかもしれない。[投票(3)]
★5羊たちの沈黙(1991/米)静かに、淡々と綴られる異常な出来事。トーマス・ハリス作品(『ブラック・サンデー』、『刑事グラハム〜』、本作、そして『ハンニバル』)中、最もうまく原作の雰囲気をつかむことに成功している。[投票(3)]
★5ジャングル・ジョージ(1997/米)最高におバカ!ブレンダン・フレイザーのマンガちっくなキャラ、アニマトロニクスな動物、終始ノリノリのナレーター、ポーターの皆様、理解良過ぎなパパ…等。この題材を、実写で成功させているパワーが(日本映画の現状を鑑みると)羨ましい![投票(3)]
★3JSA(2000/韓国)特に北朝鮮について認識不足な我々日本人にとって貴重な作品。ただし、ヒロインが紅一点の添え物の域を出ていないのが残念。ジョディ・フォスターたれと期待しているのではないが…。[投票(3)]
★5バトル・ロワイアル(2000/日)作品の否定はできても、この鬼子の母体が我々の構成する現代日本社会であることを否定できる資格のある者はもはやいない。衝撃的な題材に頼らない、完成度の高い傑作。[投票(3)]
★5バニシング・ポイント(1971/米)「道路」は、始まりも終わりも定かではない。象徴として、うまい暗喩だと思う。[投票(3)]
★4プレデター2(1990/米)ホプキンス監督のスピーディな演出が光る、隠れた名作。特に、冒頭の警察VS麻薬マフィアの銃撃戦は出色の出来。[投票(3)]
★5ハスラー(1961/米)あいまいな灰色の世界の中、ハッキリ白黒が付くのは台の上の勝負だけ。全てを失って、なお「How can I lose?」と吼えるP・ニューマンの気高さ…そして哀しさ。[投票(3)]
★5ダイ・ハード(1988/米)満身創痍の主人公を見て息を呑むヒロイン!これほどロマンチックなシーンは珍しい。[投票(3)]
★5少林サッカー(2001/香港)前半のもたつきが気になるが…大爆笑必至の試合シーンでそれも全て帳消しっ♪リアリティを完全に無視し、サッカーを「決闘」として演出するその手腕に思わず快哉を叫んでしまった。…しかし。セリエ○だの●リーグだのはしばらくマトモに見られないかも…^^;[投票(2)]
★4赤死病の仮面(1964/米)「傑作選」より:ホラーというより、イングマール・ベルイマン監督作のような文芸作品の趣きすら漂うこの感じ!あの『忍者と大鴉』のあとにこんな作品を作るロジャー・コーマンってば(笑)。ニコラス・ローグの撮影にも注目。[投票(2)]
★5忍者と悪女(1963/米)「傑作選」より:どこがポォやねん!誰が忍者やねん!…とゆーツッコミはともかく(笑)…とにかくもービンセント・プライスのお茶目な魔法使いパパさんぶりがカワイイったらありゃしない♪クライマックスの魔法合戦は(笑い)涙なくしては見られません![投票(2)]
★4シェーン(1953/米)詩情。真に、詩情。リリカルに描かれる大西部の情景がたまらなく魅力的。主演のアラン・ラッドはハッキリ言って大根だが、それが流れ者のガンマンに朴訥とした魅力を付加しているのは演出の勝利。鋭く響く銃声とジャック・パランスの存在感が印象的。[投票(2)]
★5うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984/日)「傑作選」より:原作を充分生かし、かつ自身の作風を色濃く投影させた押井守監督。人気のない街での演出手腕は、ゾッとするほど衝撃的だ。奇想天外で自由奔放なシーンの積み重ねで(水たまりと風鈴が出色)、彼は「虚構」を判り易く(!)描き切った。[投票(2)]
★5さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅(1981/日)前作の世界観を一変させる導入部が出色。思い入れたっぷりに描かれるレジスタンスのシーンは、主人公・鉄郎の覚悟が…彼が、決して退くことのできない理由が、痛々しいほどにまで伝わってくる名場面だ。「…逃げるんじゃない。俺は、逃げるんじゃないぞ…!」[投票(2)]
★5吸血鬼ドラキュラ(1958/英)「傑作選」より:この作品にこそ赤が相応しい。あの血の色…あれがたまらなく恐ろしい。クリストファー・リーの魔性とピーター・カッシングの理性も好対照ながら、テレンス・フィッシャー監督のシーンを効果的に省略する演出が恐怖を倍増させる。[投票(2)]
★5007/私を愛したスパイ(1977/英)「傑作選」より:いやはやなんと言ってもロジャー・ムーアの颯爽とした身のこなしが嬉しい!「あの」結婚のコトを訊かれて一瞬だけ真顔になる場面に感激!遺跡のシーンやヘリのチェイスシーン、そして海中要塞…いやー。面白かったですっ♪[投票(2)]