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クワドラASさんのコメント: 点数順

★4ヒーローショー(2010/日)個人的にはキレキレサーファー兄弟のイカれた報復姿をもっと見たかったし、ユンボおやじの憎々しいまでのゆすりテクに翻弄される議員の息子達をバキバキに描いて欲しかった。ただ、圧巻のリンチが余韻冷めやらぬうち突入するメロウな後半戦こそが若者・そして現代社会が内包する矛盾点を曝け出していると思う。 [review][投票(4)]
★4イースタン・プロミス(2007/英=カナダ=米)相変わらず色彩感覚に優れた鋭敏で品のある、でもちょっと鬱気味な映像が非常に心地良い。そしてやはりV・モーテンセン、お風呂場ですってんころりん、もう転戦!って全くつまらんダジャレを言ってしまったが、本作は彼の圧倒的な低体温から滲み出るダシが決め手だろう。また、前作辺りから監督の志向性に“変容”がみられる気が・・・ [review][投票(4)]
★4大決戦!超ウルトラ8兄弟(2008/日)昭和ウルトラを彩った男たち女たちのハワイアンダンスショーに感激。平成と昭和の絶妙なバランス感覚。どちらに偏る事もなく、幅広い層に受けそうだ。そんでもって舞台が私の地元でガンガンやってくれるもんだから尚更興奮した。 [review][投票(4)]
★4オールド・ボーイ(2003/韓国)そこまでするか?って感じの練りに練った復讐劇で、中だるみもあったが、後半〜ラストは日本人とは明らかに異質な国民性みたいなものを感じた。 [review][投票(4)]
★4スネーク・フライト(2006/米)まずは味見とばかりに女の乳首にむしゃぶりつくヘビを観て、「こいつらマジでやる気だな」と。恐怖感や緊迫感はほとんど無いが、ヘビどもの仕業で旅客機内が激パニックに陥る描写はパワフルだ。ユーモラスなとこもあるし、人物描写浅めな割には登場人物が皆印象的。ポップコーン・ムービーの王道として評価したい。ラストの歌もいいね。[投票(4)]
★4レディ・イン・ザ・ウォーター(2006/米)冒頭の古代画の様な絵と共に流れるナレーションはポイント高い。これにより小難しい物語ではないと予測出来るし、お伽話としてすんなり作品世界に入り込み易い。少なくとも俺はどっぷり浸かって観た。ツッコミどころは多岐に亘るだろうが、お伽話にツッコミは不要。また本作でこの監督の持ち味がどんでん返しではない事も明確になった。[投票(4)]
★4M:i:III(2006/米)中盤のエキサイト・シーン(バチカン市国ミッション)が個人的には大盛り上がり(黒煙を背にボートで颯爽と、そしてテーマ曲!)で、終盤にかけて若干間延びしてる感はあるが、それでもトータル的には充分満足出来る仕上がり。しかしこのシリーズでまさかT・クルーズの涙を見せられるとは全く予期しなかった。でもそれが逆に良かった。 [review][投票(4)]
★4ヨコハマメリー(2005/日)横浜におけるメリーさんという存在。これを「都市伝説」と言う向きもあるかもしれない。だが、彼女の徹底した美意識・凡人には到底耐え切れない孤独・そして知られざる周囲の人々の僅かながらも暖かい支援と眼差しを目の当たりにする鑑賞後は、その一言で括ってしまうにはあまりにも現実的でありしっかりと根幹のあるものだった。 [review][投票(4)]
★4クライモリ(2003/米)南部の山深いロケーションを存分に生かした、直球系殺人鬼ホラーの秀作と言ってしまおう。最近のホラーはどうにか変化球織り込んで、意外性やら独自性を出そうとして失敗してる事が多いように思う。本作の、ぜい肉をそぎ落とした真っ向勝負な作りを断固支持。 [review][投票(4)]
★4萌の朱雀(1997/日)感想 [review][投票(4)]
★4シャドー(1982/伊)ダリオ・アルジェントの真骨頂、フェティシュ・サスペンス。怪しく無機質なカメラワークが冴え、音楽もこれまた素敵。 [review][投票(4)]
★4フェイス/オフ(1997/米)もう最高!脚本変えず、役者変えてシリーズものにしてくれ![投票(4)]
★4孤狼の血 LEVEL2(2021/日)中村梅雀、宮崎美子の柔和な笑顔、、、 [review][投票(3)]
★4シン・エヴァンゲリオン劇場版(2021/日)サブキャラクターの輝かしさに作品全体の温もりを感じた。 [review][投票(3)]
★4タクシードライバー(1976/米)もう何回も観てるけど、観るたび(歳を重ねるたび)に共感してしまう。初めて観た時はトラヴィスの行動に「ちと勝手な野郎だな」と。でも今、彼の行動に納得感を持ってしまう、そんな自分はいいのか悪いのか、、、自問自答する、、、このご時世における自己責任論の儚さと共に。[投票(3)]
★4主戦場(2018/米)「国家は謝罪したらいけないんです。謝ったら終わりなんです」とか「フェミニズムは見た目も心も不細工な女が言い出した」とかトンデモ発言が噴出してくる中、まだ若々しい95歳元日本兵の、その戦争当事者故の発言に真の明快さと重み、そして暴走した集団に飲み込まれた個の犠牲を感じたな。[投票(3)]
★4紙の月(2014/日)終盤に来て高利回り獲得。お局先輩さんとのトークバトル以降の高揚が、中盤過ぎまでのモヤモヤを吹っ飛ばした。 [review][投票(3)]
★4パッセンジャー(2016/米)宇宙船内、そして作品全体の色彩感覚が心地良い。更にはそこで内面も外面も美しい女性との絶望感をも超越する絶頂感(大恋愛)。「KY野郎!(笑)」と思ったバーテンダーの終わってみればな高ホスピタリティ。男の身勝手だって?、、、いや、人間万事塞翁が馬だよ。[投票(3)]
★4人魚伝説(1984/日)復讐によって返り血を浴びる度に海へと飛び込み或いは放り投げられる。海中こそが彼女の戻るべき本来の場所であり、地上での安息は無かった。 [review][投票(3)]
★4トウキョウソナタ(2008/日=オランダ=香港)人が感じる辛さや忍耐強さのバロメーターは十人十色。母親が唐突にファンタジー突入なのに驚いたが、でもあるよね、「何でそんな程度で落ち込んでるの?もっと酷い人は沢山いる」って風潮。誰しも一度や二度思ったり思われたり。子供に不寛容な父親に対し寛容さを見せる母親へのひとときの残酷な癒し。この役所絡みのパートは要らない様で実は非常に重要な気がした。 [review][投票(3)]