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[コメント] アポカリプト(2006/米)

家族というものの強固な絆・恐怖心・征服欲・そして怒涛の全力疾走等にみられる野性味。これら人間が本来持ち合わせるプリミティブな本能の全開と、疫病に罹った少女の言葉・生贄の儀式・“新しい始まり”といった啓示的なものが絶妙にミックスされ、ノンストップゴア逃走劇一本槍ながら鑑賞後に寓話性も感じてしまう大満足な作品だった。
クワドラAS

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







生首ゴロゴロお次は首無し体ドッタンドッタン・・・。寸分の狂いも無い入射角で飛び込んで顔ガブリ・・・。男だいったれ!も運悪く落下点に岩石ボゴッ・・・。いやー結構センスあるねこの監督。

衰退を辿るマヤ帝国の異常な雰囲気をダイナミックに映し出すカメラも印象的だった。

あと、主人公、追い詰められれば追い詰められる程(死の危険度が増す程)、どんどんいい顔(生き生きとした顔)になっていました。ひとつの成長物語として捉えることもできるね。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ishou[*] けにろん[*]

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