[コメント] ブリキの太鼓(1979/独=仏=ポーランド=ユーゴスラビア)
この少年(青年とも言える)の家族に対する所業は、ポーランドを制圧するドイツ軍とのダブルパンチで観る者にジワジワ効いてくる。それはグロテスクというかインモラルというか、混沌とした時代背景を象徴する様な、決して気持ちいいもんではない。しかしある種、作品に風格は感じる。
ブリキの太鼓や超能力的奇声にあまり意味がないのがちょっと拍子抜け、というか自らの思いにより3歳で体の成長を止めたのはまあいいとして、精神的には成長しちゃったんじゃ意味ねーじゃん。迷惑なだけだなほんと。
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