見終わった後、あまりに腹立たしくて寝れなかったんです。

あれが、母親の強い愛情なんて思って欲しくないって。 目の手術よりも、無実を証明して一緒にいてあげるのが本当の愛だと思う。 綺麗事を言わせてもらえば、辛い時も一緒にいてあげるのが愛だと思うし…。

でもこれは映画の中での作ったお話。 それを忘れて大激怒している私。

それだけ人の心を動かす力（？）を、冷静になった今、この映画のリスペクト出来る部分だと思った。（表現適切じゃないかもしれないけど）

友達や色んな人の感想を聞いて、　 ちょっと解釈の仕方が変わって来たんです。

感動した人の中には、 「主人公に共感は出来なかったけど、壮絶で毎日を精一杯生きているセルマと自分を比べて、なんてちっぽけなんだと感じた」とか色々な捉え方があった。 （嫌いって言っておいて、人のコメント読みまくる私も私だが（笑））

この映画は奥深すぎ。 コマーシャルで、「感動です」とか「涙で前が見えなくなった」とか 言ってるバカおねえちゃんに騙されて 「泣きたいから」と言って安易に見る映画ではありません。

なんだろう、この気持ち…絶望的です。

でも決して２度見ないでしょう。 おわり