[コメント] バベル(2006/仏=米=メキシコ)
イニャリトゥ監督の映画の見せ方は決して悪いとは思わないが、物語重視の、感性よりも頭が先走るような感覚には大いに違和感を感じたし、ならば物語はどうかとそちらに目を向けてみても、特に落とし所があれでは浅すぎて残念というよりほかはない。
話題だった菊地凛子も自分には凡庸にしか映らず、アドリアナ・バラザの懐の深さと比べると、まさに雲泥の差。むしろ目立とうとせずとも深い印象を残すケイト・ブランシェットを素晴らしいと思った。
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