[コメント] 時雨〈しぐれ〉の記(1998/日)
老境を見据えながら己の幸せしか考えぬ主人公には愛想が尽きるが、古都を舞台としたわびさびを意識させる抑えた澤井演出は老成円熟を感じさせる。役者では佐藤の好演が妙味。雨や雪、また季節の移ろいを見事に切り取った木村の撮影もいい。
(ナム太郎)
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