[コメント] ウェルカム・ドールハウス(1995/米)
やっすいバービーの服とかって「さすがアメリカ人…すげえセンスだよ!!」と、ある意味感嘆モノなのだが、この映画観て「ホントにこーゆー服あるんだ…」とめまい。
どーしようもなくダメで、鬱積した気持ちがもつれてて、生きてることがみっともなくて!!(でも実はそんなに深刻じゃないってとこも!)
私はいじめられっこでメガネでブスで、教室に代表されるような社会にゃバカにされて、そんなローティーンだったから、わかる、っていうか痛てえー!!!(泣)
そんな微妙な年頃の痛さをこんなに上手く、あざとさやネガティブさを感じさせず描けるなんて、トッド・ソロンズってかなり好きかも…。
日本ではこういうのって少女漫画の役割(すでにその時期は過ぎたかもしれないけど)だと思うんだけど、アメリカにはそういうのがないから大人の男の作る映画になるんだろう。でもその客観的で冷徹な視線が気持ちいい。
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