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いくけんさんのコメント: 点数順

★5書を捨てよ町へ出よう(1971/日)翼をもがれたフェリーニとの印象。アナーキー、独創的、詩的なことこの上なし。[投票(6)]
★5御法度(1999/日)斬新な、新種の怪談映画として観た。 妖気溢れる秀作。 ただし、ラストの意味は? [review][投票(6)]
★5アキレスと亀(2008/日)三部作最終章を飾るに相応しい秀作。北野武がゲキ(劇)アートする!  [review][投票(5)]
★5リリイ・シュシュのすべて(2001/日)14歳のリアル [review][投票(5)]
★5家族ゲーム(1983/日)「地球ゲーム」からは逃げられない。 後は余談です。 [review][投票(5)]
★5裁かるるジャンヌ(1928/仏)ジャンヌ、審問官、農民の顔が、まさに中世の人々の陰鬱な顔になっていた。 サイレント映画の極北。[投票(5)]
★5白い恐怖(1945/米)「白い恐怖」、即ち、「白い生地に描かれた縦じまの線」に帰還兵でもある男は恐怖する。その線(トラウマ)は、「戦場の大地に付けられた、戦車の轍(わだち)の跡」に似ていると、私は思う。制作された1945年、第二次大戦の終戦直後において、確実にあの戦争の兵士たちには戦場の轟音が残っていた筈だ。因みに原題は「Spellbound」、「(呪文などに)縛られた」などという意味。 [review][投票(4)]
★5ブルーベルベット(1986/米)ひとり ハリウッド・ルネッサンス! 際立つデヴィッド・リンチの勇気と才能   [review][投票(4)]
★5近松物語(1954/日)長谷川一夫香川京子で正解! [review][投票(4)]
★5うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984/日)古代インド思想にも負けない 何ともロマンティックな! [review][投票(4)]
★5恋のエチュード(1971/仏)文字(アルファベット)。ゴダールの場合/デザイン。機能美。映像を斬る鋭いスラッシュ。異化効果。トリュフォーの場合/愛の物語を語り継ぐ琥惑の扉。文学の基礎として、かけがいのないもの。そして、『恋のエチュード』の場合は、更に特殊で、(以下、続きます。) [review][投票(4)]
★5赤い航路(1992/英=仏)淡い絶望感に染まった海を、船が進んで行く。黄昏まで。 [review][投票(4)]
★5オール・ザット・ジャズ(1979/米)フォッシー・スタイルの洪水。ダンサーたちの鋭い脚線美にショービジネスの厳しさがにじみ出る。素晴らしくアートしているナンバー(性の舞踏、死の舞踏)、完成されたナンバー、小粋なナンバー、わざとショボいナンバー、など ”あれやこれや”を惜しげもなく披露したボブ・フォッシーに真のショーマン精神を見た。[投票(4)]
★5ブレードランナー(1982/米)雨の日の土曜日の午後10時頃から観るにはベストの映画でしょう(週休2日の場合)[投票(4)]
★5おくりびと(2008/日)****ハイソでは無く、ストレートなタッチの、生命に対するソニマージュ(「音」son+「映像」image)****俺は二度、泣いた。**** [review][投票(3)]
★5初恋のきた道(2000/中国)初恋の来た道 2000年 中国 [review][投票(3)]
★5SAYURI(2005/米)この映像美、古い京都の異国情緒に酔ってしまう。モス・グリーンの「湖面」に映える朱の紅葉の儚(はかな)くも絢爛たる美しさ。私はこの映画が好ましい。愛しい。ゴッホの描く「医師ガシェの絵」に於ける背景の浮世絵のように。西洋人の持つ、洗練された京都の美・日本の美に対する純粋な憧憬の念。主人公の内面の煌きを瞬時に写し取るかのジョン・ウィリアムズの音楽も秀逸。 [review][投票(3)]
★5ベニスに死す(1971/伊)あの人は、今しているビョルン・アンドレセン。故に、この映画、氷の塔に閉じこめられた様な、輝きを増している。いや、ヴィスコンティ監督は、こうなる事さえ予想して、この作品を撮った気がする。演技力が彼はゼロだものね。貴族監督の怖さ。[投票(3)]
★5薄氷の殺人(2014/中国=香港)冷たく透明、かつ、黒く硬質なフィルム・ノアールの誕生。新しいファム・ファタールたるグイ・ルンメイの瞳の奥に乾杯! [review][投票(2)]
★5PiCNiC(1995/日)全てが 美しく そして 泣けます。 [review][投票(2)]