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いくけんさんのお気に入りコメント(10/63)

黒蜥蜴(1962/日)★3 今まで見た『黒蜥蜴』(丸山明宏小川真由美岩下志麻島田陽子)と比べると、演出・キャラ造型ともに異色。演出も音楽も古臭いが、中途半端なミュージカルはむしろ愛らしいし、叶順子演じる令嬢も今までで一番アクティブで、お人形的キャラを打ち破ってる。京マチ子も思ったより細くて、スタイル良い。['06.2.18VEIDEO] (直人)[投票(3)]
スーパーの女(1996/日)★3 乳首過多のところがある伊丹演出も、こと宮本信子のベッドシーンに関しては及び腰。乳首の配偶者控除。 (白羽の矢)[投票(3)]
祇園の姉妹(1936/日)★5 この作品が完成して実際に観覧した、京都の芸道に生きる人たちはみな激怒したそうである。よくこの作品を称して「リアリズムの極致」という評価を冠せられるが、私はそうではないと思う。あまりその言葉に執着せずに、「男と女の有り様」そのものを考えながら見るのが一番肩がこらず、なんといっても見やすい。1936年の大昔と現在、何も変わらないではないか。そのことに、溝口のみが気付いていたという事だ。 (takud-osaka)[投票(4)]
めまい(1958/米)★4 二度観る必要がありました。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
羅生門(1950/日)★5 大魔神が殴ったかのような半壊の羅生門。バカげた勢いで落ちてくる痛いような大粒の雨、森の熱気に喉が乾き、夢のように清清しい一陣の風にウットリ。生々しい実感の連続! やりすぎぐらいがちょうどいい。 (ペンクロフ)[投票(10)]
羅生門(1950/日)★4 映像から、この時代の息吹、登場人物の荒々しい熱気が、直に伝わってくるような圧倒的なパワーがある。そしてそれぞれの視点から見えてくる違う真実。この手法は斬新で驚いた。これはミステリスピリットに満ちている。三船敏郎の直情系の男気と京マチ子の零れ出す妖しい魅力。ぞくぞくした。 (ことは)[投票(5)]
ラストエンペラー(1987/英=中国=伊)★4 どこまで行っても塀の中。何十にもある扉。籠の中のコオロギ。やっと外に出れた。 (らーふる当番)[投票(2)]
暗殺の森(1970/伊=仏=独)★5 例えば、踊るように逃げまどうドミニク・サンダを追ったあのため息が出るような移動撮影があるというだけでも、この映画は「傑作」と呼ぶにふさわしい作品であると思う。 [review] (ナム太郎)[投票(3)]
野良犬(1949/日)★5 日本の一時代の風景とすさんだ世論。そこに貴重な瞬間がある。 [review] (torinoshield)[投票(2)]
ジャガーノート(1974/英)★5 再見したら、ファーストカットが、出港する船から垂れ下がる赤と青の紙テープだと気づいた。心憎い演出。淡々と点在する、乗客たちや乗組員たち、犯人追跡者達の風景も、決してでしゃばらず、しかし確実な存在感を放っている。 [review] (uyo)[投票(2)]
リリイ・シュシュのすべて(2001/日)★4 描きたかったのは「現実の14歳の姿」ではなく「今、14歳が直面する現実」であり、その点においてまさに思春期を過ごす人たちの共感を得るであろうことは充分想像できるのだが、無意味な文字や歌の多用が映画的な魅力を削いでしまったことも事実。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
妖星ゴラス(1962/日)★5 ひとりひとりは小さな存在でも、人間には奇跡を起こす力と無限の可能性があるんだと信じさせてくれる映画、オレに勇気を与えてくれる映画。 [review] (ペンクロフ)[投票(10)]
エネミー・アクション(1999/米)★1 ファミコンのような爆発の炎から見たアメリカ映画の側面。 [review] (ina)[投票(1)]
世にも怪奇な物語(1967/仏=伊)★5 私にとって大切な「悪夢映画」の大切な一本です。 [review] (甘崎庵)[投票(4)]
世にも怪奇な物語(1967/仏=伊)★4 「悪魔の首飾り」が秀逸。日常の風景が、その輪郭を残しながら非日常として見えるときに人は恐怖へと駆り立てられる。そのことを熟知したフェリーニが創りだす幻視は限りなく現実に近いが、夜の闇の中で現実との境目が霞んでいる。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
ラストエンペラー(1987/英=中国=伊)★5 中国が舞台であるのに登場人物は英語を話す・・・・・・そのディスアドバンテージを克服するほどの壮大さ、美しさ、哀しさがこの映画には、ある。 [review] (Keita)[投票(3)]
ゴジラ対ヘドラ(1971/日)★3 ヘドロから生まれたヘドラ。最初の発想は「ママゴン」や「シュクラ」(from『ゴジラ対ガイガン』)と大して変わらない思いつきだったんじゃないだろうか? [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
旅芸人の記録(1975/ギリシャ)★5 約4時間、眠気や便意と戦うこともありながらも、なんとか念願の劇場での鑑賞を果たした。アンゲロプロスの映像美学に圧倒され、感覚的に凄い映画だと実感した。長さに耐えてでも「もう一度観たい」と思える傑作史劇だ。 [review] (Keita)[投票(3)]
欲望の翼(1990/香港)★5 ウォン・カーウァイは女を綺麗に撮る。 [review] (きわ)[投票(2)]
極道の妻たち(1986/日)★3 純白のスーツを着ると殺される…。 (紅麗)[投票(3)]