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[コメント] 自由への闘い(1943/米)

抗ナチスのレジスタンス映画としては、敵側の論理にも深く踏み込んでおり、善対悪の単純な図式にとどまらない多面的な描き方がなされている。それぞれの立場と言い分、そこから浮かび上がってくる人間の強さと弱さ。
太陽と戦慄

爆撃音鳴り響く中での子供たちの合唱、橋の上から列車に飛び乗るアクション描写など、印象深い演出はたくさんあるが、何と言ってもチャールズ・ロートンに向かって手を振る教授の笑顔には心を打たれた。この短いシーンが、その後のロートンの勇気ある行動に説得力をもたらしている。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)ゑぎ[*] ぽんしゅう[*] 寒山拾得 3819695[*]

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