[コメント] ヴェラクルス(1954/米)
バート・ランカスターが悪い男だがとっても魅力的。どこまでも男臭い映画なんだけど、映像の美しさやアクションシーンの見せ方のうまさに、アルドリッチの映画的才能の底知れなさを感じる。
設定などは正直よく分からないところもあったのだが、要は金を巡って結託したり裏切りあったりする人間たちの話で、深作欣二の『白昼の無頼漢』や『資金源強奪』とよく似ている。そういった映画が好きな方にはお薦め。
ゲイリー・クーパーのラストの表情が何とも言えず、堪らない後味。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。