ペンクロフさんのコメント: 更新順
ティーン・ウルフ(1985/米) | 暴力と差別と抑圧が渦巻く荒野の如き学校で育つアメリカ人。ゆえに学園映画は時代時代の先端思想の実験場となる。1985年の時点で、ジョックでもナーズでもないただの凡人による自分再発見を描いてたいへんさわやか。マイケル・J・フォックスにしかできない役だ。 | [投票] | |
ホール・パス 帰ってきた夢の独身生活<1週間限定>(2011/米) | ファレリー兄弟も年とってだんだん丸くなってきたのか、倫理・教訓に比べて毒の割合は極小。単なるいい話。かつてのチャレンジ精神はない。 | [投票] | |
クラッシュ(2005/米=独) | 演者の奮闘は見事なものだが、人種問題とその裏返ししか切り口がないので判りやすい小話集にしかなっておらず残念。店主と鍵屋の件なんか、ドアの状態も確認せずブチ切れる店主に辟易。キャラクターが脚本の御都合の奴隷になってるんだ。 | [投票] | |
ミスターGO!(2013/韓国=中国) | どうしてこれが韓国にできて日本ではできなかったのか、国内の映画製作者の皆さんには地団駄踏んで悔しがっていただきたいところだ。悔しさを全然感じない人は、向いてないから辞めていいと思う。 [review] | [投票] | |
フレンズ ポールとミシェル(1970/英=米) | 恋も世間も知らぬ「悪い子」2人は何も判らぬままに裸で人生に激突。DQNの経験主義人生論みたいでゲンナリするが、お前ら大人しく「いい子」やってたらいつまで経っても童貞なんだぞと若者を啓蒙する教育映画の側面も。 | [投票] | |
ペンギンズ・メモリー 幸福物語(1985/日) | 『ディア・ハンター』などの帰還兵もの、アメリカ映画でさんざん観た「田舎」の風景などパロディ映画として興味深い。しかし一番気になったのは、主人公が傷ついた小鳥を助けて飼うという展開。お前も鳥やんけ。 | [投票] | |
機動戦士ガンダムUC episode7 虹の彼方に(2014/日) | オカルトすぎる超展開に数々の不満はあれど、終わってみればありがとうとしか思わない。「UC」が本当にオレを救ってくれたわけではなくても、かなり救われたような気にはさせてくれたのは事実で。 | [投票] | |
恋するポルノ・グラフィティ(2008/米) | シンプルないい話なんだけど、登場人物の性意識が当然のようにオープンすぎて、もはや雑に見える域。それでも不快感は感じないように作ってるのはさすが。 | [投票] | |
On Your Mark(1995/日) | 1995年の時点で原発事故後の世界を描いた点は今にして思えば興味深いのだけど、ぬけぬけと世間の好評価に乗り、極めて商業的な座組みの中でオタク趣味発散アクションしか描けなかったのは、宮崎駿ボケはじめの一編と思えてならない。 [review] | [投票] | |
探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013/日) | 続編として頑張っているのだろうが、どうしたってヴォルテージは多少落ちる。今さら前作の狂信者軍団とカーチェイスとか無用だ。 | [投票] | |
あの夏、いちばん静かな海。(1991/日) | 確かに音楽はうるさいのだが、それは画に託した意味が弱いせいでもある。若者たちを優しく撮って素晴らしい前半と、終わらせ方に困った後半の差が激しい。だって北野武はサーフィン大会とか絶対興味ないだろ。 | [投票(3)] | |
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃(1969/日) | 怪獣島、怪獣島、応答せよ [review] | [投票(3)] | |
リベンジ・マッチ(2013/米) | 老いぼれボクサー2人が、UFCの会場で宣伝する場面が非常に興味深い。 [review] | [投票(1)] | |
のぼうの城(2011/日) | 目を惹く意外性は中盤まででほぼ使いきり。もうひとつ飛んでほしいお話だったのだけど。 | [投票] | |
エリジウム(2013/米) | 数々の過去の名作SFを想起させる意匠にあふれているのに、なぜか濃厚に漂う激安感。気密にさえなってないエリジウム。びっくりするほど雑に作られている。タイムリミットを設けてスピーディーな展開を狙ったのだろうが、5日間で世界はひっくり返らないよ。 | [投票(2)] | |
ビッグ・フィッシュ(2003/米) | ステキな小品と思うものの、回想という名の檻ゆえか、パッとしないユアン・マクレガーのせいか、嘘に命が宿る魔法のような瞬間はとうとう訪れなかった。ティム・バートンはマジメな人なんだろうと思う。マジメなのは偉いと思う、のだけど。 | [投票] | |
プレステージ(2006/米=英) | あまりにもしょうもない。おっさんになると、設定したリアリティレベルをご都合次第でブチ壊すような映画につきあってる時間はないんだよなあ。 | [投票] | |
彼女に首ったけ!(2012/米) | ボンクラでお人好しなベン・バンクス役ベン・バンクスの、ヌルい体温が心地よい。退屈でタルい映画だが、小さな町の小さな事件、小さな過去が当人にとっては人生の一大事であるというこの映画の視線は非常に優しく、尊いものだと思える。 | [投票] | |
ホビット 竜に奪われた王国(2013/米=ニュージーランド) | 正しく「指輪」のボーナストラック [review] | [投票(1)] | |
ジャッジ・ドレッド(2012/英=米=インド) | 出来のよい小品ながら、ドレッドのキャラクターに何ひとつ引っかかるものを見い出せず。出来も評判も悪かったスタローン版の泥臭さの方が、まだ好きだった。 | [投票] |