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ペンクロフさんのコメント: 点数順

★3俺たちニュースキャスター(2004/米)男たちが男社会で大はしゃぎ、女はただセックスとセクハラの対象。男尊女卑の70年代を滑稽と笑えるようになった21世紀、まこと健全になり申した。男のロマン、各局バトルロイヤルが果てしなくくだらなくてよい。[投票]
★3トランスポーター2(2005/仏=米)プラスチックの如く何の味もない、サクサク見やすいだけのベッソン式スナック菓子。そんなに嫌いじゃない。[投票]
★3るろうに剣心(2012/日)総じて剣戟場面がカメラ近すぎカット割りすぎ。できない演者で成立させる誤魔化しの手法だが、観客は「できる」演者が観たいんだよな。主人公の背をカメラが追いかけるカットなど、いい画もたまにある。台詞はひどい。自分で「剣客」とか言うか?[投票]
★3一番美しく(1944/日)ここに美しさが確かに在る、という話は判るのだ。だが、おそろしい。ほんの4年前、師匠山本嘉次郎は絢爛たるスーパーエンターテインメント『孫悟空』を撮っている。国なんて、たった4年でこうなってしまう。オレはそれがおそろしい。[投票]
★3ウォーリアー(2011/米)一見格調高く見えるもののニック・ノルティの遺伝子最強幻想で判る通りのバカ映画。『闘魂先生 Mr.ネバーギブアップ』に劣る。 弟の過去の後バラシなど、脚本の技巧はいらぬお世話。[投票]
★3キートンの大列車追跡(1926/米)アイデア満載の秀作。キートン先生、南軍だ。アメリカ人は南軍好きだよなあ。敗れた側への判官びいきか、新撰組や白虎隊みたいな扱いなんですかね。[投票]
★3俺たちスーパーマジシャン(2013/米)ジム・キャリー「マジックに友情なんかねえんだ!」  スティーヴ・カレル「マジックに友情は…あるやろ?」  スティーヴ・ブシェーミ「天山、待たせたな!」  みたいな映画でたいへん心暖まります。[投票]
★3マキシマム・ブロウ(2012/カナダ=米)弟の借金をかぶったため奥さんに引け目を感じて「愛してる」と言えないストーンコールドが、数々の死線を越えてついには。というB級テイストあふれる脚本。こういうの好物です。[投票]
★3ザ・ファイター(2010/米)家族と地元と仲間が大好きすぎるDQNの生き様。チャンベー兄貴がMTV女(=アバズレ)とぶつかる玄関の場面が白眉。[投票]
★3アクト・オブ・キリング(2012/デンマーク=インドネシア=ノルウェー=英)凄まじいドキュメンタリーではあるものの、重要な人物がカメラの前に姿を晒していない。何度も名前を呼ばれる監督その人だ。虐殺者たちの言動に対する監督のリアクションを(淡々とノーリアクションを装っていたとしても)いちいち見せるべきだ。[投票]
★3エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014/米)ブタ箱あがりのウェズリー・スナイプスやDV上等メル・ギブソンなど、ヨゴレに限りなく優しいスタローン。なにしろポルノにも出てたヨゴレ先輩なのだ。1作目で置物みたいだった鉄人クートゥアさんが、すっかり役者の顔になっていて惚れ惚れ。[投票]
★3エクリプス トワイライト・サーガ(2010/米)荒事多めで楽しいものの、いいかげんイケメンたちに愛されまくり姉ちゃんに腹が立ってくる。端役に『ローズ・イン・タイドランド』のジョデル・フェルランドが出ており、彼女の方が遥かに美しい。[投票]
★3ニュームーン トワイライト・サーガ(2009/米)毎度イケメン物の怪に愛されガールの夢物語ながら、秋から冬への孤独を描くぐるぐるカメラ、ワンカットで飛行機がイタリアに飛ぶイメージなど監督の遊びも楽しい。作品世界がペラいのは言わぬお約束。[投票]
★3エメラルド・フォレスト(1985/英)森に溶けこむ「見えない人々」の表現がお見事。You Can't See Me. 観客に思索を促す「間」がたっぷりある前半が面白く、お話が動く後半は案外。[投票]
★3レイチェルの結婚(2008/米)家庭崩壊の果てに、抱き合って涙する情と罵りあう憎悪を同時に描く。そらーまあリアルな姿なんだろうけど、気分はよくない。NY産の映画は頭いいのかもしれんけど、サービス精神に欠けるところが気に食わないんだよなあ。[投票]
★3人生はノー・リターン 僕とオカン、涙の3000マイル(2012/米)オカンうざい映画としては『刑事ジョー ママにお手あげ』の足元にも及ばぬものの、バーブラ・ストライサンドの堂々たるリラックスは大したものだ。[投票]
★3無ケーカクの命中男 ノックトアップ(2007/米)モテないボンクラに人生を教える、日本映画に存在しないジャンルの佳作。ヒロインの姉の夫が浮気を疑われ、実はヤローどもでファンタジーベースボールに興じていた場面はしみじみ味わい深い。旅立つ男の胸にはロマンのかけらがほしいのさ。ラララーラーララ。[投票]
★3昼顔(1966/仏)教授の「ちゃうねん、それはまだ早いねん」とかカトリーヌ・ドヌーヴの「顔を殴ったらマジで怒るぜマジだぜ」とか、マゾって実は注文多いんだよな。サドが阿吽の呼吸でそれに合わせることで、プレイはスイングするのであった。[投票]
★3がんばっていきまっしょい(1998/日)別段悪くないのだが、狙って体温低い感じに少しイラッとくる。若いうちに観るべきだったなあ。[投票]
★3荒武者キートン(1923/米)この映画には公開時の100年近く前を描くという「時代劇」の側面があり、変な自転車、駅馬車列車、シルクハットがカンカン帽に変身するなどは過去と現代の時差がベースにあるギャグだと思われる。[投票]