[コメント] 人類創世(1981/カナダ=仏)
当時なりの学術的リアリティを保証するために、『時計じかけのオレンジ』の作家アンソニー・バージェスや「裸のサル」の動物行動学者デズモンド・モリスの監修を仰いでいる。偉い。
道具の発見による人類の革新を描いた英国人キューブリック、セックスによる人類の革新を描いたフランス人ジャン・ジャック・アノー、お国柄という他はない。日本人にとってのそれは、縄文中期の稲作にあたるのかもしれぬ。米を食うことで、我々は日本人になったというわけだ。映画にするには地味すぎる。
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