[コメント] ソーシャル・ネットワーク(2010/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ザッカーバーグも色々事実を否定してたりするけど、取材拒否したったいうし。
機密保持にサインして和解ってのが実話だったら話せないのだから真実はわかりっこないよね。
事実関係についての参考資料としては、http://d.hatena.ne.jp/HolyGrail/20110115/1295106451やwikipediaがそれなりにまとまっているけど。
それにしても、喋るの早すぎ。字幕(吹き替えは知らない)に出きってない単語が明らかに他の映画より多い。つっても別に映画の理解に影響のある単語がそんなに抜け落ちているわけでもないと思うのだが。翻訳監修に技術系の人も二人クレジットがあるが、まぁだけに、か、素人にはわからんような技術用語が、特に前半出まくる。
ソフトウェアエンジニア系のクラスタで、普段そんなに映画の話題が出ない人たちがえらくこの映画の感想をブログとかに書きまくっていて、やっぱそういう人たちのツボにはまる映画でもあるのは間違いない(普通の人向けでないということはちっともないのだけど)。ギークの香りがとことんする。字幕で落ちている単語にもまだまだ技術用語満載。マニアなら台詞を全部理解したいところ(半分冗談)。
しかしまぁ、日本ではまだブレイクしたとは言えないまでも、日本でも海外でも類似のサービスはいくつもあって、必ずしも先発組ではないfacebookが海外の少なからぬ国で成功している事実。随分変質してしまったが、GREEだって、最初は大学系発で実名比率が多かった。それがどうしてこうなった。…なんてことは映画にはほとんど出てこないのだけどね。まーほんとに実話を元に脚色して、それも現在進行形のつい数年前の話を。それでこれだけいい脚本に仕上がるんだなー。すげぇ。ギークなエンジニアがモノを創り上げて大きくする。現代的な人間模様。
フィンチャー、いいわぁ。
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