この映画の、オーバーな笑いの取り方・シーンの作り方・キャラの作り方・音楽が私の肌に合わなくてノレませんでした・・（好きな方、すいません）。

この監督が見て「これを映画にしたい！」と感化を受けたという川越高校の男子シンクロ、私も見てたんです。それはもう、ホントカッコ良かったんです！もちろん、「絵」もクラクラする位カッコよかったんですけどね、「え、だって、誰もやってないことやったら目立つかな〜、と思って。目立ちたいんだもん！」っていう動機が、そりゃもう何よりカッコ良くって。（それでここまでカッコ良くやっちゃうんだぁ！すげぇ！）恥ずかしいことでも、無理っぽいことでも、「目立ちたいゼ！」って動機だけで走れる！なんだかそれって、すごく青春！！

マイナス動機でシンクロ始めて、追い詰められて続けなきゃいけなくなったところに、面白さを見つけてハマっていく・・でも彼女には打ち明けられなくって、「やっぱりやめる」っていってみたりする。映画化するに当たって作ったこのドラマは多分間違っていないと思います。 でも、私は、やっぱりパイオニアは動機から前向きに燃えて突っ走っててほしいなって思う（思いたい）のです。