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[コメント] WXIII 機動警察パトレイバー(2002/日)

なんでパトレイバー?・・というよりも何よりも『ミニパト』すんごい邪魔!!以下、感情的『ミニパト』批判(気分を害する恐れのある方は読まないで下さい)(02/06/12)→
秦野さくら

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







(コメントを書くときは、なるべく感情を抑えて書くよう心がけているつもりなのですが・・可愛さ余って憎さ百倍。すいません、感情的に書かせていただきます。いつか消すかもしれません)

ミニパト』の「第三話」観ました。押井ファンを自称し、贔屓目に見ている私でも

「ちっとも面白くないんですけどっ・・!」

もう、『ミニパト』観ている途中で席立ちたくなっちゃいました。今まで押井作品のほとんどを4以上の評価にしてきた私でも、単独で投票できるなら「1」つけます。評価という意味でも「トラウマ」という意味でも。

一体なんなんでしょうか、これは?とにかく内容が中途半端すぎる。微妙に面白くない(というか、面白くない)。「組織論」とか「漁業組合事業計画書」的ありきたりなモジュールを押井節(あくまでも<節>だけ)というオブラートに包んだだけの内容じゃないですか。

映画館に足を運ぶ人のほとんどは、WX3を観に来ている人(じゃなきゃだめでしょ)。そういう人に、冒頭でコレ見せますか?

確かに本編は、パトレイバーも特車二課も浮いていて、「何で題名がパトレイバーなのか、分かりませんでした」。でも、押井監督という亡霊を背負いながら、それなりに頑張っていたと思いますよ?それを何ですか?大半はパトレイバーリピーターであろう観客に向かって「本編特車二課あんまし出なくてごめんね、でも、ほら、『ミニパト』付けてあげたから。押井ファンの君もこれで満足」てなことでもおっしゃるのでしょうか?そして、前作と比較した本編の至らなさを強調させるのでしょうか?この作品には、ちっともWX3とのコラボレーションが感じられないんですよ。むしろ、高台からWX3を眺めている感じ。WX3は、状況的に絶対不利であるのだから(と、ワタシは一応押井ファンなのでそう思っている)、どうしてもう少しアシストするような内容が作れないのでしょうか?

「いや〜、あくまで押井作品は押井作品なんだから」とおっしゃるなら、WX3に抱き合わせるなんてばかばかしいことおやめなさいな。それで興業が成り立たないなら、この映画自体作る意味ないのではないですか?

私の押井作品鑑賞史上最悪の作品。

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<WX3の感想>

絶対多数の人間が、その思想に同感できるかというと、非常に難しいところもあるが、それなりに上手くまとめられていたと思う。しかし、上にも書いたが、パトレイバーも特車二課も全く存在価値が無いので、この映画自体「パトレイバー」なのかどうか良く分からなかった。

非常に気になった点は2点。

■怪獣の乳房がこぼれるシーン。吐きそうになった。勘弁してくれ。

■生命体とロボットの対決って、どうなの?(しかも、両方とも同じくらいの大きさ)いくら凶暴な怪獣でも、こちらから見るとアンフェアにみえてしまう。この怪獣、けっこうカワイイし、パトレイバーが憎らしくさえみえたよ?

以上、乱文失礼しました。

(評価:★3)

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