[コメント] バーバー(2001/米)
これまで《人生》と云う名の大河の流れに身を任せてきた男。彼が初めてひと漕ぎした先に待っていたのは、予想だにしなかった激流。それでも男は《真実》と《現実》の狭間で、流れに抗うことなく身を任せ続ける。
主役ながらほとんどセリフのないビリー・ボブ・ソーントンの表情が秀逸。事件が思わぬ方向へ発展していくたびに、くわえタバコで「‥‥まいったなぁ」と云う感情をにじみ出します。そのとき、露骨に眉を寄せたりしないのがポイント。寡黙な男をみごとに演じきっています。
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