グラント・リー・バッファローさんのコメント: 点数順
ハッシュ!(2001/日) | 冒頭、彼らは蕎麦屋で出会う前にすでに出会っていた。登場人物たちがすれ違う瞬間の緊張感にどきどきした、ああこれから出会うんだなあ、と。映画が終わるとき、冒頭のシーンを思い出す、ああ彼らはあのときに出会っていたんだなあ、と。いい映画は大抵、冒頭を思い出させる。(レビューは後半部分の展開に言及) [review] | [投票(28)] | |
バッファロー’66(1998/米) | ダメ男にもいろいろあるだろう。 [review] | [投票(25)] | |
EUREKA(2000/日) | 背中合わせのバス運転手とバスジャック犯。(かなり大幅な追記、レビューはラストに言及、2003.1.12) [review] | [投票(13)] | |
トニー滝谷(2005/日) | 色褪せていく記憶が寂しいのでなく、記憶が色褪せていると自覚することが寂しい。(レビューはラストに言及) [review] | [投票(7)] | |
息子の部屋(2001/仏=伊) | 精神分析医の目を通した自己と他者の距離について。(再見につきレビュー全面改定 3/9/05、レビューはラストに言及) [review] | [投票(7)] | |
三月のライオン(1991/日) | 夜中にテレビをつけたら、冷蔵庫を運ぶ男女の姿があった。記憶の片隅にあったその画の作品をレンタルビデオ屋で発見したのは、その数ヶ月後。それ以来映画との豊饒な関係が始まった。今から思うと趙方豪が死んだのはその頃だった。(追記H13,12,31) [review] | [投票(7)] | |
桜桃の味(1997/イラン) | やはりラストとは、とりあえず切り離して考えたほうがいいのか。(初見のときはユーロスペースの客のほとんどがあんぐり口を開けたまま出ていった。レビューはラストに言及) [review] | [投票(7)] | |
ダージリン急行(2007/米) | 発車してしまった電車に飛び乗ろうと走るビル・マーレイ、しかし走れどもなかなか電車に追いつけず、 [review] | [投票(3)] | |
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001/米) | あなたがBB弾を撃ち込んだ左手がイタイ。 [review] | [投票(2)] | |
たそがれ清兵衛(2002/日) | 起こり得た可能性と一つの運命。(注意、レビューは冒頭部分よりラストについて言及) [review] | [投票(1)] | |
パリ、テキサス(1984/独=仏) | 「おい、そこの君、君だよ。」 [review] | [投票(1)] | |
タクシードライバー(1976/米) | その男は迷わない。 [review] | [投票(24)] | |
ショーシャンクの空に(1994/米) | 妖しく妖しく美しい作品。(レビューはラストに言及、本作のネタバレ考を後置) [review] | [投票(22)] | |
アメリ(2001/仏) | 水をはじく石。 [review] | [投票(19)] | |
リンダ リンダ リンダ(2005/日) | 「ぼく」のなかで眠っていた若き日々が甦ってくる。 [review] | [投票(17)] | |
リリイ・シュシュのすべて(2001/日) | 「リリイ・シュシュなんていない。」(レビュー全面改訂2002.12.8、ネタバレ注意、レビューは冒頭からラストに言及) [review] | [投票(14)] | |
時計じかけのオレンジ(1971/英) | かくして「時計じかけのオレンジ」は誕生した。(レビューはラストに言及) [review] | [投票(14)] | |
アカルイミライ(2002/日) | 曖昧さを保つことで未来は未来たりえる。(レビューはラストに言及) [review] | [投票(11)] | |
グッドフェローズ(1990/米) | ヘリコプターの視点/ヘリコプターから見張られているという感覚 [review] | [投票(11)] | |
殺人の追憶(2003/韓国) | 脳裏をよぎる時代。(レビューはラストに言及) [review] | [投票(10)] |