[コメント] イゴールの約束(1996/仏=ベルギー=ルクセンブルク=チュニジア)
「悪人ばかりの国ね」(レビューはラストに言及)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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褒めるときも叱るときも、異常な強度をもった愛情(カラオケの場面における異様さが目に焼きついて離れない)で支配してくる父親に逆らってまで告げた真実は、あの女性がこの社会に抱いた不信感を裏付けることになった。この女性の思いを真正面から受けとめるには、まだ幼すぎるイゴール。しかし、それでも彼は自分の力で社会に一歩足を踏み出した。あまりに苦すぎるはじめの一歩。(★3.5)
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