[コメント] イングロリアス・バスターズ(2009/米=独)
ブラピよりもクリストフ・ヴァルツの方が格好いい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「流れ」やキャラ・ストーリーに関して、うーん?と思うところはあれど。 結局のところ、面白かったなぁと思わされてしまった。
それは、個々のシーンや会話に輝きがあるからだと思う。
冒頭のランダ大佐と酪農家の会話、レストランでのショシャナの表情等々。 部分部分で目を奪われる、心を奪われる描写がある。
そういう個々のシーンや脚本としては、とても深い。
だけど、なぜだかとても軽くもある。 ただただ単純に観客をひきつけ、ハラハラさせ、楽しませてくれる。
まさに上質の「娯楽映画」だと感じた。
で、これを観終わって気がついた、というか比較してみて改めて思った。 構成の綺麗さに、記憶に残るシーンに際立った登場人物。 「パルプ・フィクション」は本当にいい出来だったんだなぁ…。
タランティーノの「映画オタク的こだわり」については コアなファンじゃないので、わからない部分が多いんだけど。 そんなことは知らなくても、単純に楽しませてくれるところが好きだ。
ただ、「キル・ビル」や「イングロリアス…」みたいな派手な舞台で 楽しませてくれるものも、もちろん面白いんだけど。
個人的には「レザボア」や「デスプルーフ」みたいな、なんていうか こぢんまりとした物の方が、より面白いと思うんだけどなぁ。
どうだろう?
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