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[コメント] レナードの朝(1990/米)

「Let's begin」 ・・・・・これは絶対に悲劇ではないと思う。
FreeSize

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「さあ、はじめよう」

セイヤー医師が最後に言ったセリフ。この一言が、彼の「絶対にあきらめない」という確かな意志と、患者への「愛」を物語っていると思う。

残酷な結末?いやそんなことはない。大事なのは病気とか健康とか、一人でなんでも出来るとか、話すことが出来るとか、そういうことじゃない。

その人の心がそこにあるということ。

確かに脳炎患者の方は気の毒だと思うが、あの映画に登場した患者さんたちに限れば、病気が再発した後も周りの人たちに愛されつづけ、支えられながら生きたんだ。そんなに捨てたもんじゃないと思う。

もし、レナードが質問に答えることが出来、「セイヤー先生を恨んでいるか」と尋ねられたならば、彼は間違いなく「NO」と答えるでしょう。

以上、ちょっとクサイこと書いちゃいましたね、でもこれはやっぱ良い映画ですよ。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (6 人)ヤッチ starchild[*] 山本美容室 パッチ スパルタのキツネ[*]

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