[コメント] フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996/米)
バカと天才は紙一重。一粒で2度美味しい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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こりゃあおったまげた。凄いセンス。オープニングシークエンスが最高だ。このシーンで既に映画の方向性(といってもひっくり返されるが)やキャラ付けが完璧に成されている。タランティーノの馬鹿っキレぶりに爆笑を禁じえなかった。
まあ途中で内容が変わる映画だってのは観る前から知っていたんだけどそれでも期待を裏切られた。だってあの「蛇巻きつけ美女」にぽかーんとしていたら、ヴァンパイアになっちゃうんだもの。怪物の造詣も下手なモンスター映画よりもずっとしっかりしている。加えてカタブツのハーベイ・カイテルを戦わせるセンスといったら! ジュリエット・ルイスもなんかかわいい。おれも吸血鬼になってしゃぶりつきたかったよ。
大バカ映画だが極めて真面目に作られており、面白くするためのテクニックと確かなセンスを感じた。
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