そーじゃないだろ。主人公が散々馬鹿やってきて、にもかかわらず最後に意地を見せて息子を助ける・・・って直裁過ぎて気持ち悪い｡命を懸けた行動には少し来たものがあったが、物語として非常に面白みを欠く｡複雑な人間関係もあっさり解決｡事件も見事に劇的に解決｡全て原因は主人公にある｡全く同情できない｡わずか１日程度しか息子を救う時間がないのに２回も酔っ払ってやがって､本気で息子を心配する様が伝わってこないのだ｡だからラストの行動に説得力がない｡他の映画であったな､主人公の失敗を祈ってしまった・・・どれだか忘れたけど｡あっ、思い出した。『カジュアリティーズ』だった。あと犯人の社長から何故かムネオさんを連想してしまったぞ｡