[コメント] 夕陽のギャングたち(1971/伊)
エンドロールが流れる中、スタイガーの顔。忘れられそうにない。
あのションションショーンも含めモリコーネの音楽がかかっているとそれだけで物凄い名シーンに見えてくる。
ロッド・スタイガー&ジェームズ・コバーン。 レオーネ作品の中でも屈指のブサイクたち。でもやーっぱり、かっこいい!
2時間半を優に超える長尺でありながら飽きさせない作り。監督は緩急のつけ方に関しては天才的だ。痺れを切らすようなゆっくりしたシーンと、爆発や発砲などの強烈なシーンの組み合わせ。何より驚異のションベンオープニングで目は釘付け。
この映画に使われている曲はかなり好きだ。映像に負けていないだけでなく、映像を強化している。哀愁を帯びた感じ・・・というとありきたりだが、美しすぎるメロディはまだ頭の中を流れている・・・。女性不在の映画なのに、あの曲のためか今振り返ってみると女性的な映画だったような気さえしてくる。
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