[コメント] ペイ・フォワード 可能の王国(2000/米)
ラストの意味と、この映画の”メッセージ”について感じた二つの気持ち。ネタバレ⇒
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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*解釈1:鑑賞後すぐに感じた事
あそこで殺してなんか意味有る?見てる側からすれば、殺す事無いだろ?しか残らない。わき腹を小さいナイフで刺されて、見てる側に死ぬ程の致命傷ではない事をアピールした後、あっけなく死亡。あそこで死なれても、絶望感だけ残って涙は出ないよ!無理に感動や涙を押し付けられても腹立たしい。綺麗に終わって欲しかった映画。
*解釈2:鑑賞後2日後に感じた事
冒頭の登校シーンにて伏線を張っていたように、現在のアメリカは中学校でさえボディーチェックを受けないと校舎に入る事が出来ないくらいの荒廃だ!という事実。ハーレイ・ジョエル・オスメントが世界に向けて発信した行動は評価に値する物であるが、その程度の事で事態が打開されるほどの容易い状況ではない。みんなそろそろ本気で考えないと取り返しがつかないことになるぞ!それが”ラスト”の意味。そんな思いも込み上げてきた。
単純に少年の”アイディア”に感動するストーリーのつもりで鑑賞していたが、凄く考えさせられた。以外に良い映画だったりするかもしれない。
しかしながら”気難しい多感な少年”こんな配役ばっかりだと、ハーレイ・ジョエル・オスメントは勿体無い気がする。凄くハッピーで笑顔にあふれる役を観てみたいと思うのは私だけだろうか?
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