[コメント] アンダーグラウンド(1995/独=仏=ハンガリー)
要・東欧の歴史的知識・だけど★5
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
東欧の歴史及び時代背景を有していない人(自分も含めて)が見ると面白さが半減は必至なのですが、★5 もう少し理解した上で再見することを前提として、感想を書きます。
3人の人生を通してユーゴの不幸な歴史を辿っていくのだが、主役のクロは前半部の自分勝手な行動に少々閉口したが、ドイツ兵に囚われてからの彼は愛に満ち溢れていて、とても素晴らしかった。
自分の息子への愛、同志への愛、友への愛、愛する人への愛(変な言葉だ)どれをとっても愛に満ち溢れて、途中から私のクロへの感情が変わっていった。
クロは皆で楽しく幸せに暮らしたいだけなのに、争いによって全てを失っていく。
ラストからエンドロールに、この映画の全てが現れている。こんな素晴らしいエンドロールは私の浅い経験の中でも、今までに無いほどの強烈なメッセージだ(浅いけど)
やーまいった。映画ってすごい。世の中にまだまだ素晴らしい映画が埋もれている事を再確認。こうなったら全部の映画を見てやる!と無理な考えをおこした。
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