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[コメント] 恋の手ほどき(1958/米)

恋愛至上主義というよりも、玉の輿至上主義。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







女が経済力のない時代。 女はどうやって金持ちと結婚するか、が問題。 実際、何を手ほどきされているかといえば

ロブスター、ほおじろの食べ方、宝石の価値判断、 スケート、ワイン、シガー、ファッション。

「恋の手ほどき」とは、恋愛テクニックじゃなくて、社交テクニックでした。

プレ キャタラン、ムーランルージュ、マキシム(ド・パリ?)

ジジ(レスリー・キャロン)の魅力は、まあ普通 (映画的にはいまひとつ)。

ガストン(ルイ・ジュールダン)もジジが好きなんだか、そうでもないんだか。ジジが心を入れ替えたから、ではなかった。ガストンが頭の中だけで揺れて決断。

(評価:★3)

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