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tkcrowsさんのコメント: 更新順

★5愛してるって言っておくね(2020/米)予備知識なく観た。実写では不可能だったろう揺さぶりと、多くは語らないのに数時間に匹敵する濃密な内容を本作は成し遂げている。本作を観た後に、改めてタイトルを思い起こすと泣けてしまうのだ。[投票(1)]
★4ミッドナイトスワン(2020/日)しぐさのひとつひとつが余計でかえって男に見えてしまう凪沙が不器用そうで哀しい。物語の後半で、様々な時間を割愛するのはいいのだが、描くべきものが描かれないストレスが噴出し妙に置いてけぼり感に包まれてしまった。特にタイ訪問以降。前半が丁寧に描かれている分足りない感が際立ってしまったのは残念。寂しくも幸せな納め方はいくらでもあったはずなのだ。[投票]
★5朝が来る(2020/日)自然すぎる浅田美代子の演技を筆頭に、すべての演者が素晴らしい。柔らかい映像を維持しつつ非常な現実を織り込んでくるのが実に効果的。たぶん今もこの「日常」はどこかで起こっており、子役の彼の無垢な瞳が世の中の矛盾を突いてくる。この家族と「母親」の幸福な未来を願ってやまない。[投票]
★3マン・オブ・スティール(2013/米)時代もあってノー天気なヒーローは作られない。 [review][投票]
★4TENET テネット(2020/米)相変わらず情報量が多い(ように見える)ので、見終わってやっぱり疲れる。 [review][投票(1)]
★3トリガール!(2017/日)間宮と土屋の丁々発止が見たかったのに足りていない。ゴールは大会になるのはわかる作りだから徐々に右上がりにすればいいだけ。でも盛り上がらない。二人のやりとりがイチャイチャにしか見えないからかなあ。[投票]
★2あさひなぐ(2017/日)題材は良いのに素材が良くない。ただ、これは若手のせいではなく引き出せてないスタッフの責任かも。いろんな子を用意した割には横一列でまったく個性が出せていない。盛り上がりも音楽頼りでアイドルのプロモーション止まり。もう少し濃密な内容にできたはずなのに。[投票]
★3名探偵ピカチュウ(2019/米)街中にポケモンが溢れているから重箱の隅を突つく勢いでスクリーンを観てしまい疲れる。昔は洋画のカワイイは日本人にとっては首をひねるものばかりだったけど、アニメやゲームのおかげですっかり「日本式カワイイ」が世界に拡がったようで、特にピカチュウの可愛さは反則もの。肩に乗って重くないのかなとかぼんやりしている間に物語が終わった。自分にとっては癒しの環境映画であった。[投票]
★3トレイン・ミッション(2018/米)あれは結局何なの?あれは何故?がところどころある作品だが、緊張感が最後まで続いたのは良かった。動く密室なのでテイストとしては『フライト・ゲーム』に似ているのだけど、うまく区別できていたし、周囲の役者がなかなか手練れで緩急がついていた。ファーミガとニール、もう少し出してほしかったなあ。[投票]
★3クワイエット・プレイス(2018/米)よくある設定だし結末もある程度予想がつく、それでもどうしても観てしまうこの手の作品。観てて息苦しくなるし、気持ちが落ちていく。にもかかわらず観てしまう。希望のない物語は『ミスト』にも繋がるあの感覚。味わいたくないのに観てしまう。たぶん続編も観てしまう。[投票]
★4オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014/米)原作は未読だがこういう作品なのか。エミリーの起用が功を奏しており、かなり楽しめた。ループ物もこれくらいテンポよくしつこくやってくれると楽しい。主人公の成長の仕方がわかりやすく、情緒的な部分もある点が日本的。[投票]
★4M:i:III(2006/米)とにかく緊張感の畳みかけで勝負したと思われる本作。見終わってどっと疲れるけどかなり満足できた。ただ、悪役がどれくらい魅力的かは作品の出来に大きく関わってくるけど、フィリップ起用にしては今回は今一つ「自ら動かない」部分が多かったため残念。[投票]
★4ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル(2011/米)このシリーズはチームが良い動きをしてそれが結果につながるものが多いのだけど、今回はその部分がかなり巧く見せることができており、非常に効果的だった。それにしてもトムは年を重ねても体が動いて羨ましい。クレムリン潜入のシーンは家族全員息を殺して見てました。[投票]
★4マイ・インターン(2015/米)いい内容だし、ほっこりするのだが、いささかこじんまりとし過ぎた印象。もう少しデ・ニーロの活躍の場を与えてほしかった。これでは彼の力を借りなくとも特に大きな変化は起こらなかったのではないか、と感じてしまった。[投票]
★3ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017/米)キングスマン』で惚れたソフィア・ブテラ見たさに鑑賞したのだが、やっぱりトムではなく彼女の作品だった。それくらいトムの存在感がないのが残念。[投票]
★4ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018/米)前作に比べると若干精彩を欠く進行のように感じてしまうのは、前作の続編っぽい部分が大きいからか。それでも同じ監督なこともあり、オープニングの見せ方の巧みさで一気に気持ちが上がる。ミシェル・モナハンとの関係も上手くまとめているが、いいのかイーサンそういう関係でも。[投票]
★4ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015/米)ここに来て、メンバーにサイモン・ペグがいてくれて良かったなあと感じる一作。彼の存在が真面目一辺倒になりがちなトムの作品に余裕が出てくる。前作では結構頑張っていた彼だが、今回もそれなりに活躍しつつ笑える行動もしてくれるので緊張の中に良い空気を生んでくれていた。作品的には悪役のカラーがもう少しアクが強ければ良かったかなあ。[投票]
★4ハッピー・デス・デイ(2017/米)過程を楽しむ作品であって結果を楽しむ作品ではない。半分コメディにしたのは大正解で、このテの作品にしては陰鬱にならずに観ていられる。リセット系ではついてまわる「何故」もまったく気にならないのが不思議。[投票(1)]
★3コーヒーが冷めないうちに(2018/日)やろうとしていることはわかるのだけど、我々観客の気持ちはそれほど上がらない。たぶん作る側は感動しながら作っていたんだろうということはわかる。芝居を支える音楽がやたら過剰で流れるたびに妙に気持ちが冷めるのだ。松重さんのエピソードだけ良かったが、奥寺脚本にしてはかなり凡庸。[投票]
★4パラサイト 半地下の家族(2019/韓国)アカデミー受賞の翌日、ミーハー心に背中を押されて観に行った。 久々に見る満員の客席。でも、観終わったときに最初に思ったのが「『万引き家族』観なきゃ」だった。 [review][投票(5)]