[コメント] レ・ミゼラブル(2012/英)
ミュージカルが苦手な人でも本作を評価できるのは偏に全編が歌で構成されているからだろう。逆に音楽が鳴っていないのが不自然に感じられるほどだ。民衆の歌の訴求力は卑怯なほどで、ラストの見せ方は舞台とは違った映画ならではの空気感で、今までの抑圧された世界とバルジャンの心を解放へ導いてゆく。見事としか言いようがない。音楽の力が証明された瞬間である。
(tkcrows)
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