[コメント] 阿修羅のごとく(2003/日)
女の業の深さと男の底の浅さ。しかし、その二種類しかない性は妥協点を見つけ、つきあっていくしかない。そんな向田邦子の一貫した作風を、(名作であるTV版を超えられなかったにせよ)限られた時間内で感じさせてくれたことは評価に値する。と、同時に今回は作者を含めた女性陣の勝利であり、やはり監督を含めた男性陣の力ではないとも思えるわけで。
(tkcrows)
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