[コメント] 女と男のいる舗道(1962/仏)
スクリーンの中にしか生息しないかのような、それまでの現実離れした愛らしいアンナ・カリーナを、はじめて現実の存在として身近に意識できた作品。自我に目覚め始める娼婦という実存的な役どころを、地に足のついた演技で見事に表現していた。
(SY)
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