[コメント] フォーガットン(2004/米)
怪作!!! こんな奇想天外な発想も映画にしてしまうとはお手上げだ。正統派スリラーを期待した観客は怒り狂うだろうが、許してあげてください。(2005.6.4.)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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息子が事故死したという悲しみはジュリアン・ムーアの演技によってしっかりと伝わってくる。しかし妙だ。彼女の演技力を生かすのとはまったく別の方向へ物語は展開していくのだから。
明らかに軌道の外へと進んでしまった映画だが、驚きと笑いが同時に起こり、とても面白いことになる。女刑事が飛んでいくシーンは本編で一番“忘れられない”シーン。エンドロール中に思い出し笑いをしたくなるほどの迷シーンだった。
終盤は話の展開はそっちのけで次はどれだけ面白いことを仕出かしてくれるか楽しみにしてしまった。だが、もっともっと無茶苦茶なことを画面内で起こさせた方が良かっただろう。序盤は大真面目、終盤は大馬鹿、そのぐらいのギャップがあった方が観客も楽しめるはず。あの展開で母の強すぎるほどの息子への思いなんて描写できるわけないのだから…。
ときどきこういう映画に当たると「よし、きたぁぁぁぁ!」と逆にテンションが上がる。
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