[コメント] そんな彼なら捨てちゃえば?(2009/米=独=オランダ)
等身大の女の子に共感してもらうことが目的のリアルな恋愛コメディ。その意味ではウェルメイドだが、結局スカーレット・ヨハンソンのセクシーさばかりに目が行ってしまったことを、僕は否定はできまい…。(2011.02.12.)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
オトナのガールズムービー。さまざまな登場人物を通して、たくさんの恋愛あるあるエピソードを語ってくれます。ときに笑いつつ、ときに頷きつつ、豪華俳優たちの競演も含めて楽しみながら観ることができました。
ただ、この映画のターゲットって、つまりはジニファー・グッドウィン演じるジジに共感できる女性なのだと思う。恋愛に対してルールを気にしすぎちゃったりすることで、なかなかいい男にめぐり逢えずにいる、本当に普通の女の子。まさに映画の中のジジのような子が、すごくリアルに感じながら観るのが理想型なのだと思う。
しかし、僕は残念ながらそういう女の子ではない。「ヤバい、スカーレット・ヨハンソンマジでセクシーすぎておかしくなるぜ!」といった感想がどうしても一番に来てしまう雄なのだ。「自信のないヤツが結婚にすがるんだ」と言い放つベン・アフレック演じるニールの姿に男らしさを感じたりしてしまう若き男なのだ。
『セックス・アンド・ザ・シティ』のようにキャラクターの個性が強いとより物語に惹かれてくるし、群像劇として人間関係が緻密に絡み合えば脚本がより魅力的に感じられるのだが、そういった類の映画ではない。あくまで女の子の「心」が優先の作品なのだ。
本来、僕のような客はお呼びではないわけだが、それでも楽しく観られたんだから良し、と考えなきゃいけないなと感じました。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。