これは・・・クソ映画ですね。最初からクソ映画だろうと予想はしていたので、いろいろと笑ってしまいました。なのでそこまで怒りや嫌気は感じていない映画ですが、採点をするなら冷静に★1にさせていただきます。理由は怖くないからです。宣伝用チラシを見ると、全米No,1の恐怖、マジで怖すぎる、飛び上がるほど怖い、といった言葉が目に付くのだが、どう見てもそんな映画には見えないのです。どちらかというと、ホラーっぽいコメディーみたいに見える。見る人は当然ホラーを期待するでしょうから・・・。

　途中までは凡庸ながらティーン向けホラー映画として結構ハッとさせられそうな予兆はあったと思う。自分も意外と怖い映画かもしれないと驚いた。しかし、話が進むに連れて誤った方向へ・・・。あの怪物が姿を見せ始めた時点では怖さより笑いが先行していました。怪物を轢き殺してみたりと怖さからどんどん遠ざかって行ってた。怪物に羽根が生えてて、最後はダリーを連れ去って飛んで行ってしまうとはねぇ・・・。23年に一度人々が消えるという暗黒の都市伝説の魅力が全くないでしょう。怪物がダリーの目を食ったというラストも笑ってしまいます。

　思うのだが、アメリカ人はこの映画を恐らくコメディーとして笑い飛ばしてそうな気がする。（笑）