コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] カーズ(2006/米)

ディズニーとの提携で世界に名を馳せたピクサーの、ディズニー提携契約における最終作。監督は「大御所」ジョン・ラセッター。…あ、やっぱり。「大御所」が監督すると、何かが足りなくなる。宮崎某と同じか…。
4分33秒

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







申し訳ないが、途中で3回居眠りした。…主人公キャラの選び方、ストーリー展開、伏線の張り方、ラブストーリー、物語最後の解決の仕方まで、かなり陳腐に思えた。前作『Mr.インクレディブル』よりかなりレベルが落ちている。インクレディブルには多くの驚きと発見、噛めば噛むほどに味がしみ出て来るだけの奥深さがあった。…それが今作には、ない。ステロタイプな設定しか存在しない。1+1=2、的な伏線とその開示。レーサーなのに、ドリフト走行もカウンターも知らないのかよ?まあ確かにインディ500みたいな周回レースには無縁のテクニックなのかも知れないが、オトナのツッコミには耐えられんストーリーだよなぁ…。バックで走るのも、ギアレシオからして普通はそんなに速く走れないよなぁ…とか。…おそらく、『インクレディブル』は「対象年齢が高すぎる」等の批判を受けたのではないか。その結果、このような「大人も子供も楽しめる」=「子供にも理解できるが、大人にも訴えかけるものがある」=「中途半端」というものが出来てしまったのではないか。…しかし、ウチの子供たちがこぞってインクレディブルにハマりまくったことを考えれば、今作が単に中途半端でしかないことは明白。ハイ、ウチの子供たちも「あんまり面白くなかった」と言ってます。心に残らない、「もう一度見たい」と思わせない映画です。(ただし、今作最大のクライマックスである、マックィーンがキングのクラッシュを見てゴール直前で止まり、キングを助けに行くシーンは涙を抑えられなかったが。あまりにミエミエのお涙頂戴シーンなので、泣いてしまう自分が情けないというか、泣かせる作り手側が憎らしいっちゅうか。)

…ラセターさん、子供を甘く見てない?オトナも。

ちなみにポルシェが「都会から来た知的なイイ女」、フィアット500が「気のいいイタリア人」ってのはいいんだけど、その500(チンクエチェント)が「フェラーリ万歳!」ってのは、全世界のチンクエチェントファンの神経を逆撫でしまくったと思うが。どうよ?(あと、あの色のチンクエチェントを出したのは、トーゼン仲良しの宮崎駿へのサーヴィスなんだろーな。トホホ。)

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (3 人)カルヤ[*] Sungoo ホッチkiss[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。