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新町 華終さんのお気に入りコメント(1/27)

野火(2015/日)★2 改めて思い起こされるのは、映画とは視覚芸術だということだ。志は高くとも接写ばかりのテクニックを伴わない画面と、21世紀にしてのこのチープな美術の有り方はやはり買えない。フィリピン近辺の毒々しくも雄渾な自然を前にして、安価なフェイクとしか受け取れない演劇的絵作りは非難されて然るべきものだろう。リリー・フランキーの嫌味なおっさんぶりは愉しいが、むしろ他が大根揃いなのだ。不協和音の劇伴も醜悪。 (水那岐)[投票(2)]
男たちの大和 YAMATO(2005/日)★1 これぞ愚劣!これぞあざとさの権化!泣かせのシーンと啓蒙と殺戮シーンだけでまるまる映画一本撮りあげた佐藤純彌監督、早くも日本ラジー賞間違いなし!…っていうか、60年経っても「世界の三馬鹿」のひとつを批判しきれないアナクロさには、一生日本が敗北した訳は判るまいと言いたくなる。乗組員の方々の鎮魂のためにも、1点。 [review] (水那岐)[投票(12)]
新幹線大爆破(1975/日)★4 時間短縮のためだけとは思えないほど編集は酷いのだが、役者の演技と特撮がそれを補って余りある力作。ダメな所を書いてもしょうがないので秀逸な所をひとつ。 [review] (ごう)[投票(7)]
死霊の盆踊り(1965/米)★5 クリスウェル下の方にあるカンペ見て喋るな。 (breadcrumb)[投票(6)]
日本のいちばん長い日(1967/日)★4 生きて虜囚の辱めを受けず。美しい言葉のように聞こえる。だがその心をおのれと他の者に無理強いし死んでいった者の死に様の、なんと醜悪なことだろうか。 [review] (水那岐)[投票(12)]
日本のいちばん長い日(1967/日)★5 大いなる序章。 [review] (おーい粗茶)[投票(16)]
ブラックレイン(1989/米)★3 リドリー・スコット描く日本の夜。いまにも「二つで充分ですよ」と屋台の親父が口走りそうだ。 (はしぼそがらす)[投票(10)]
ブラックレイン(1989/米)★5 自分は、リドリー・スコットには、ハードボイルド仕立てのファンタジーを期待しているのだと気づいた今日この頃。あんな奇天烈な大阪の景色に、優作の狂気と健さんの男気が炸裂・・・申し分ない、『ブレードランナー』の姉妹編。 (kiona)[投票(7)]
フル・モンティ(1997/英)★4 おっさんになっても仲間は良いもんだということ。誰にだって何かしら魅力があるということ。それを分かってくれるフェチがどこかにいるということ。親が馬鹿だと子供の成長が早いということ。親の頑張りを子供は見ているということ。立ちションに性別の壁は無いということ。 (ろびんますく)[投票(23)]
フル・モンティ(1997/英)★5 もうどうしようもなくなったら、行き着く先はスッポンポン! [review] (Tanz)[投票(11)]
フル・モンティ(1997/英)★5 途中、いちゃもんつけたくなる場面もないではなかったけど、おっさん達のパンツと一緒に全部ぶっとんでいきました。 (はしぼそがらす)[投票(11)]
フル・モンティ(1997/英)★5 いや〜、面白かった。鳥肌立った。男が裸であることの意味を感じた。★「裸一貫:男が自分の体以外に何の資本も持たない状態(新明解国語辞典,三省堂)」★「フルモンティ:すっぽんぽん(スラング)」 [review] (スパルタのキツネ)[投票(11)]
崖の上のポニョ(2008/日)★1 辻褄は意味不明なくせにやりたいことや言いたいことだけは手に取るように分かるのが腹立たしい。小賢しい。全く小賢しい映画。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(19)]
未来世紀ブラジル(1985/英=米)★3 ドラ息子のちっぽけな反抗。 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(9)]
ブルース・ブラザース(1980/米)★5 ゴスペル、ブルース、ジャズ、カントリー、心昂ぶらせ体躍らせるもの、これ全てロックンロール。「ボク、ロック以外の音楽はちょっと…」だから全部ロックだって言ってんだろ? (ゼロゼロUFO)[投票(1)]
ブルース・ブラザース(1980/米)★5 1980年代という、人類史上、最も意味の無い10年間の幕開けに相応しい最高傑作。一番好きなシーン⇒ [review] (これで最後)[投票(2)]
生きものの記録(1955/日)★3 正論の厄介なところは、小市民のささやかな幸せについての物語を、一気にSFレベルまで移行させるところだ。三船のエネルギッシュな偽老人ぶりが、そんな簡単なことを忘れさせてしまう。 [review] (水那岐)[投票(14)]
告白(2010/日)★5 リアリズムなど糞食らえ!瞬間の羅列から抽出された奇形的美しさに溢れる画面の上に、見事に展開されるオトナによる大人気ない、しかし充分に大人らしい子供への復讐には、これまでの中島哲也作品で培われた画面のリリシズムが充満している。 [review] (水那岐)[投票(17)]
天空の城ラピュタ(1986/日)★4 宮崎駿が、エンターテイメントの中に自らの語るべきことを秘めていられた時代の秀作。 [review] (水那岐)[投票(29)]
フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996/米)★4 私の好みで云えば、前半のギャング映画タッチに見せかけた部分の方が断然良い。冒頭の雑貨屋での店員と警官とのやりとりなんて異常な程の緊張感だ。 [review] (ゑぎ)[投票(8)]