kionaさんのコメント: 投票数順
ハウルの動く城(2004/日) | 思想的に賛否が別れる映画は撮っても、つまらない映画だけは絶対に撮らない人だと信じていたが、この映画はつまらない、びびってたじろぐほどつまらない。『風の谷のナウシカ』がガチなら『ハウルの動く城』は飛んだ八百試合だ。魔法はもういらん。 [review] | [投票(50)] | |
キル・ビル(2003/米=日) | 俺には見える。だから、涙が出るほど痺れるんだ―― [review] | [投票(36)] | |
インソムニア(2002/米) | ベテラン警察官ドーマーが法と正義の板挟みから逃れるようにしてやってきたのは、隠れるべき闇が見当たらぬ白夜の地、彼はそこで二人の己が分身と出会った。 [review] | [投票(35)] | |
HERO(2002/中国=香港) | アクション過多で物語が圧殺されてしまった映画はさんざん観てきたが、これは物語によりアクションが圧殺されてしまった希有な討ち死に作。チャン・イーモウがド本気で犯してしまった過ちを今後の糧としよう。(毎度の長文御免) [review] | [投票(33)] | |
ブレードランナー(1982/米) | 何となく受け止めた初見時。後にこんなにも自分の中で大きくなっていった映画はない。記憶として肥大化してゆき、もはや自分の一部になってしまっている。でも、ルトガー演じるレプリが言うように [review] | [投票(31)] | |
少林サッカー(2001/香港) | 馬鹿馬鹿しいシーンなんてワンカットたりともない。情熱だけが迸っているようでいて、その実、こんな繊細な演出って無い…そう思った。愛おしすぎる前半のムイを可憐すぎる後半のムイに持っていった演出は、力業だけで何とかなるもんじゃない。 [review] | [投票(30)] | |
キル・ビル Vol.2(2004/米) | 女と男と五点掌爆心拳。 [review] | [投票(28)] | |
カッコーの巣の上で(1975/米) | To go, or not to go - that is the question; …この時代を超えうる名作を、そろそろ反体制という鋳型から外してミない? [review] | [投票(28)] | |
クローバーフィールド HAKAISHA(2008/米) | 奇しくも十年越し、遅れてきたアメリカ版…… [review] | [投票(26)] | |
イージー・ライダー(1969/米) | 誰もが自由を渇望するが、誰もが自由に恐怖する。自由を実現するには、孤独に耐える勇気と責任を取る能力を必要とするからだ。だからこそ人は、それらを兼ね備えた者達に、恐怖を隠蔽した嫉妬と憎悪を募らせる。 [review] | [投票(26)] | |
ブラックホーク・ダウン(2001/米) | 傲慢な国策と現場の激痛はあくまで別次元の問題だ。だが、前者が後者をプロパガンダに使う以上、この映画を友とすることは出来ない。お前が架空の軍隊を描いた夢物語であったなら、両手で迎えたろうに。涙を呑んで、撃ち殺す。 [review] | [投票(24)] | |
宇宙戦争(2005/米) | もはや“未知との遭遇”など信じられぬこのご時世、宇宙人という命題に対する問いはひたすら回避され、描写は逃げ惑う人間に偏向する。(レビューは原作に関するネタバレも含みます) [review] | [投票(23)] | |
タワーリング・インフェルノ(1974/米) | 俺の親父は、「この映画のマックィーンはぜんぜん喋らないところがいいんだ。」と常々言っていたんだが、この年になって、ようやくその意味が理解できた。 [review] | [投票(23)] | |
A.I.(2001/米) | 幼児期の母親への執着と人間嫌いが空想世界の夢物語に転嫁され続けた・・・俺が思う所のスピルバーグの作家性。しかし、彼は、それが作家性で無いふりをし続けている。そこが、どうにも納得いかない。 [review] | [投票(23)] | |
ロッキー・ザ・ファイナル(2006/米) | ときどき、どう生きればいいのか解らなくなる。 [review] | [投票(22)] | |
アメリ(2001/仏) | 賞味期限ギリギリ鑑賞評。これをオシャレと祭り上げた世間は、自分らがオタクの幼児願望に二時間付き合わされただけだってのを自覚しとるんだろうか? [review] | [投票(22)] | |
イングロリアス・バスターズ(2009/米=独) | 見境のない行動が功を奏すこともあれば、練りに練った計画がおしゃかになることもある。この世界には人智のおよばぬ力が介在していて、それが我々の運命の総仕上げをしてくれる――その前では、誰がどんな計画をどれほど煮つめたところで、荒削りが関の山だ。(ハムレット) [review] | [投票(21)] | |
イノセンス(2004/日) | 虚像が泣くのは実像が泣くからだ。それが鏡だ。虚像の涙を見せられつつ、実像が泣いていないかのように見せられたって、信じられるわけがない。 [review] | [投票(21)] | |
スケアクロウ(1973/米) | この映画は途中から始まり、途中で終わっている。 [review] | [投票(21)] | |
生きる(1952/日) | 死せる健常者よりも生けるミイラへ…Happy birthday to you. [review] | [投票(20)] |