[コメント] アカルイミライ(2002/日)
妹やその恋人の世間並みというステイタスが無自覚に疎外してくることへの反逆が、あんな矮小な形でしかありえない絶望。家庭崩壊の只中、世間に馴染めない若者と世間から弾き出された中年、寄る辺無き身の抱擁は、しかし、逆説的に父子の関係を捻出してみせる。俯瞰を装うラストが蛇足。
(kiona)
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