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水那岐さんのコメント: 更新順

★4ウォーターズ(2005/日)こういうお定まりのダメ青春ものはやはり頑張りを表に出さねばダメだし、可愛い女の子がやるのではなく可愛い女の子の「ために」しなくちゃ本物じゃないのである。その上…。 [review][投票(2)]
★3頑張れ!グムスン(2005/韓国)ストーリーはハッピーエンドには素直におさまり切れない暴走ぶりだったが、まだ少女のイメージだったペ・ドゥナの主婦姿もなかなか板についていて愛らしい。…にしても、やはり物語の締めにはそれなりの完成度が要求されるのではないかな。ヒョン・ナムソプは乱痴気騒ぎを持て余して「泣き」に逃げた模様。 [review][投票(3)]
★2コント55号 人類の大弱点(1969/日)55号の演技もまだ拙く、萩本の「詐欺の天才」ぶりも自称に留まる。岡田可愛の旬といえる愛らしさに救われているが、映画としては肩透かし。[投票]
★3雪に願うこと(2005/日)吹石一恵は、蒼井優のように何をやらせてもサマになってしまう器用な女優ではないだろう。だが、この物語のウンリュウのように、扱い方ひとつを換えてみることでいくらでも輝く存在ではないか。しかし、そう簡単に行かないのが… [review][投票(2)]
★2宇宙大怪獣 ドゴラ(1964/日)美術的にどんなに面白い『スペース・モンス』も、天然の美、若林映子には敵わないと言うところか。怪獣ドラマとしては緊迫感が全くなく、ギャングと警察の攻防戦も月並みでは、見どころがどこにあったか困惑させられるばかりだ。強いて言えば、デカンショ親父くらいかな。[投票]
★2となり町戦争(2006/日)小説を読んだときにも感じたのだけれど、これはただのお茶らけた厭戦映画だ。反戦映画と呼ぶべきロゴスもない。お役所仕事人の朴念仁ぶりを皮肉った作品としてなら、それなりに評価もできよう物だが。 [review][投票(3)]
★4ユビサキから世界を(2006/日)行定の長い大作強制時代…まさに「死んでいた」時代からの復活を目の当たりにしたように感じる。下らない理由で級友を苛め、下らない理由で集団自殺を企む、ろくでもない娘達を描きながら、その生き生きとした人物描写と思わず笑みのこぼれるコミカルさは、まさに往年の行定の作風そのものだ。「お帰り」と彼の肩を叩いてやりたい気分である。 [review][投票]
★2シルバー假面(2006/日)毎回の怪人の出現に、必然性も何もない。殺陣は全く見栄えがしない。森鴎外、エリス、ヒトラー、乱歩など有名人の登場に奇を衒う以上の意味が見出せない。そもそも何故大正時代なのかに満足できる解答が見つからない。実相寺は「同じ内容になるならリメイクする意味がない」と語ったと言うが、こんな製作意図不明な作品なら作らぬに越したことはない。 [review][投票(1)]
★3幸せのちから(2006/米)いかにもアメリカ人に受けそうな仕事奮闘物語。自分のような浪花節好きには肌が合いかねた。 [review][投票(2)]
★1惑星大戦争 THE WAR IN SPACE(1977/日)本気汁が足りない。あまりにも足りないっ!同時期の『宇宙からのメッセージ』のほうが海外でヒットしたというのもこれで肯ける。この映画の制作スタッフの脳の生成物質は、きっとエーテルであるに違いない。 [review][投票(2)]
★2超劇場版 ケロロ軍曹(2006/日)お子様向けアニメとしては、随分バ○ダイに頭脳侵略されたアニメであることよなぁ。で、例によって売り物らしい美少女たちの外観の個性は一切なし、髪形と服装が異なるだけ。ストーリーも意外性もへったくれもなかった。深夜アニメの弊害がキッズアニメをも侵食している現状に、ひたすら哀しいものを感じた。[投票]
★32番目のキス(2005/米)今までのファレリー兄弟作品には素直に拍手を送った自分なのだけれど、俺、野球は大嫌いなんだよなぁ…。でも、ラストのヒロインの行動には心で滂沱の涙を流した俺。やっぱりファレリー作品の主人公にイヤな奴はいません! [review][投票(2)]
★4ロックンロールミシン(2002/日)間抜けだけれど充分真剣で、残酷でもあるけれどひどく優しい青春素描。ユーモラスで飄々とした語り口はこの当時の行定ならでは。やはり、便利な何でも屋に彼が使われていたここ数年を思えば、この当時の行定作品はたまらなくいとおしい。[投票(1)]
★4どろろ(2007/日)まともに時代スペクタクルを描ききれぬがゆえに、無国籍演出を行なうインチキ作品から本作もまた抜け出ていないが、俳優各々の真剣さがこれを凡作から大いに救っている。 [review][投票(7)]
★3ユリョン(1999/韓国)足を踏まれた者の痛みは、踏まれた者にしか判らない。狂人ではない202副長は、韓国人の恨みが具現化した亡霊である。 [review][投票]
★2霧笛が俺を呼んでいる(1960/日)子役時代の演技を顧みれば、この映画の小百合の下手さは信じられないものだ。アクションものを嫌悪していたのだろうか。終始傍観者に徹している赤木圭一郎も見せ場がなく、彼の代表作としてこの作品を挙げるのは一種残酷かもしれない。[投票]
★2マルチュク青春通り(2004/韓国)ブルース・リー狂いのダメ高校生の青春哀歌といったところだが、何ら特筆すべき出来事が起こることもなく、得るところのない映画だった。女学生役のハン・ガインの尋常でない可憐さが唯一の見所か。それにしてもさすがは軍政下の韓国であり、体罰の酷さはわが国のかつての兵学校並だ。[投票(1)]
★3同じ月を見ている(2005/日)「裸の大将チャン」対「ダイコン窪塚」。演技崩しで窪塚の勝ち…ってなんじゃこりゃあ!ただでさえの憎まれ役を尋常でない大根役者が演じると、本気で顔面をグーで殴り飛ばしたくなってしまうのだが…。 [review][投票]
★3ハイジ(2005/英)子役ボルジャーの愛らしさ、気丈な演技は特筆すべきもの。クラリッジの知的な振舞いも素晴らしい。日本製アニメに馴染んでいなかっただけに、素直にその役柄をぴったりだと感じられた。ただしストーリーは駆け足に過ぎ、ドラマのスピーディーさは感情移入を拒んだ。[投票(1)]
★4映画 ブラック・ジャック ふたりの黒い医者(2005/日)杉野昭夫は、アニメ界における手塚治虫の正統な後継者ではないか。 [review][投票]